ふるさとだより


仕事はさせてもらうもの

仕事は頭の良さだけでは良い仕事はできません。その土台となる生き方や、仕事に対する考え方がしっかりしていなければならなと思います。

故・松下幸之助さんのセミナーに参加されたタビオ会長越智直正氏の文章の中にこんな内容が書かれていました。

“松下さんは若い頃、ある饅頭屋の主人と親しくなりました。その饅頭屋は大変繁盛しており、いつも大勢の店員が顧客の対応に追われててんてこ舞いでした。ある時、店頭のショーケースの辺りをウロウロしている乞食(コジキ)を目に留めた主人は、血相を変えて飛んで行き、その乞食に一品一品、実に丁寧に説明を始めました。そしてたった一つの饅頭を買った乞食に対して「誠にありがとうございます」と最敬礼で見送ったと言うのです。  松下さんがその主人に乞食相手になぜそこまでするのですかと尋ねたところ、その主人は次のように答えたというのです。「このお店には立派な方がたくさんお見えになりますが、全財産をはたいてうちの饅頭を買ってくださる方はありません。しかしあの乞食さんは全財産を手に買いに来て下さったのですから、当主である私が対応するのは当然のことです。」と。       

 謙虚な気持ちを忘れてはならないと思います。 

                                                

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