ふるさとだより


幼児期に必要な教育とは?

1月10日の朝日新聞に、次のような記事が出ていたので紹介します。

《脳を鍛えるおもちゃ、就学前の英語教室・・・。身の回りで幼児教育に関する情報が増えました。でも、そもそも幼児教育って何なのでしょう?その手がかりを求めて「見守る保育」を掲げる新宿せいが保育園を尋ねました。

「伝承遊びをゾーンを開けたい人、手を挙げて。」アヤカちゃん(6)の呼びかけに男の子が手を挙げた。「じゃあ今日は、ゲーム・パズルゾーンと伝承遊びゾーンを開けます。いいですか?」「ハーイ」。園児達はお目当てのゾーンに入り、コマを回したり、ぬり絵をしたりして遊び始めた。仕切りのない2階フロアには、製作、絵本、ごっこ遊びなど12の遊びゾーンがある。保育士は遠くから見守るだけだ。

東京都新宿区の「新宿せいが保育園」。同園は子どもの意欲と探究心を育てるため、「見守る保育」に力を入れている。毎朝8時半、3~5歳児クラスの子ども達が、円卓を囲んで「会議」を開く。その日に遊ぶゾーンを自分達で決め、他のゾーンには入らない。「自分達で決めた以上、責任はとる」という考え方だ。ごっこ遊びで年長児が劇を作り、小さい子達に見せることもある。

けんかも、子ども達同志での解決が基本。トラブルが起こると、部屋の一角に設けられた「ピーステーブル」に集まる。壁には年長児が書いた「じぶんのきもちをことばでいおう」という張り紙がある。

「学びたいという意欲と、探究心を育てるのが幼児教育。知識を教えるのは8歳以降でいい」と、藤森平司園長。「知識を詰め込む『早期教育』では、学問の楽しさや不思議さが分からない」早期教育への関心は高い。しかし、受験のために暗記してきた知識は、インターネットで調べればわかるようになった。今の子ども達が18歳になる頃には、入試科目が「問題解決能力」と「コミュニケーション能力」になるー。藤森園長はそんな未来を予測している。・・・(略)・・・藤森園長が提唱する「見守る保育」は、現在全国300の保育園・幼稚園に広がり、海外からの視察も絶えない。》

・・・当園も「見守る保育」実践園の一つです。けんかをした時も、“ピーステーブル”を使用し、子ども達の話し合いで解決できるようにしています。藤森先生には、過去に当園で2回、一昨年前には、近隣の保育士向けに市内の公民館でご講話を頂いています。様々な新しい保育の提案をして下さる、心から尊敬できる先生です。

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