ふるさとだより


心の豊かさ

少し前になりますが、ブータン国王夫妻が来日しました。テレビで毎日のように報道されていて、特に福島の被災地の子ども達に語られた言葉は印象的でした。

「皆さんは竜を見たことがありますか?人間には誰の心の中にも龍がいます。その竜は経験を食べて大きくなります。皆さんもこの震災を通して竜を大きく育ててほしいと思います。」と・・・。

ブータンでは、物質の豊かさよりも、心の豊かさを重視する国だなあ・・・と思いました。

私も子ども達に、神様はいつも見ていらっしゃるから・・・などということを話していますが、このような話こそ心を豊かにすることではないかなあ・・・と最近特に考えています。見えるものしか信じない人もいますが、見えないものに本質があったりもします。以前のブログで書きましたが、三島由紀夫が、彼の著『鏡子の家』の中で、かつて大宝八幡宮の周りの田んぼが沼(大宝沼)だった頃、ふらりと旅にでて、この大宝沼で竜を見たことを書いていますが、私はこのことを信じています。大宝八幡宮の社伝には日光から竜が降りてきたという伝説が残っていますし、私自身も神様や竜に守られているという確信があるからです。誰でもこのように信じていれば守られるようになっているのです。…もっとも、私たちの命は、はるかかなたのご先祖様から脈々と繋がっているのですから、ご先祖様(神道では亡くなると神になります。)に守られているし、心の中に生きているのです。

このページの一番上へ