ふるさとだより


誤った育児法?

医学博士の西原克成氏は、だいぶ以前から次のような警告を発しています。「人の子は2歳半で幼児として完成します。これが三つ子の魂で、この時の育ち方でその人の一生が決まってしまうのです。いまの日本では、育児法に誤りがあるため、子どもがまともに育たず、多くの成人が半病人になってしまっています。この誤りを正さなければ、日本は近いうちに間違いなく全滅してしまうと私は確信しています。」そして、日本の育児法の誤りを六つ指摘しています。①離乳食の開始時期の誤り。②おしゃぶり(乳首型)をはずす時期の誤り。③寝相(うつ伏せ寝と横向き寝をさせる)の誤り。④ハイハイとナメナメをさせない誤り。⑤冷たいものを与える誤り。⑥乳母車を早くやめる誤りです。

離乳の開始時期が早すぎる点については、1歳未満の乳児に生の蜂蜜を与えると死を招くほどの感染を起こすことがわかり、この事件を契機に赤ちゃんの腸は大人の腸と異なり、たんぱく質を消化せずにすべて吸収してしまい、抗原となって抗体を作るため、早すぎる離乳食は、アトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギーマーチ(皮膚炎・喘息・小児リウマチ・心筋症・腎疾患・血液疾患・多動症・てんかん等がアレルギー反応としてマーチのように次々の起きること)を引き起こすことがわかってきています。また、おしゃぶりについても、その使用は、赤ちゃんに口呼吸させないためのものでもあるのです。巷ではインフルエンザが流行し始めていますが、それは、口呼吸をしているために、体を外敵から守ってくれている扁桃腺などの免疫系が直にダメージを受け、病気への抵抗力が落ちてしまうことに原因の一つがあるのです。ほかにも、小児喘息、アトビー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、白血病、リウマチ、悪性リンパ腫などのさまざまな免疫病も、実は口呼吸に原因があるといいます。また、完全に口呼吸の習慣が染みついてしまっていると、脳の発達にも障害が出るくらい弊害があるために、欧米では、3、4歳までおしゃぶりをくわえさせて、噛む力と鼻呼吸のトレーニングをしています。

ほかにも、このような育児の常識としての間違いがあると西原氏は指摘します。それは、「冷たいものは飲んではいけない」ということです。いま日本中で見過ごされているのが冷たいもの中毒です。子どもはアイスクリームと氷水、大人はビール、冷酒、ペットボトルの清涼飲料水を頻繁に口にしていますが、実は、ビールを4℃で飲むような国は日本とアメリカくらいで、ヨーロッパなどは常温、冬には40-80℃で飲んでいるといいます。哺乳動物の赤ちゃんは、ある期間までは母体の体温の母乳しか飲めません。つまり動物種に一定する体温のもの以外には飲み物がないはずで、これが哺乳動物の赤ちやんの命の決まりです。それなのに、「スボック博士の育児書」で、冷たいミルクでも良いとされ、このことがわが国に大きな災いをもたらしたと言われます。しかし、赤ちゃんには、40℃のミルクを与えないといけないのに、もし、35℃のミルクを与えると、赤ちゃんは緑便になり、手や足が冷たくなって、お腹が苦しいためふせ寝となるそうです。大人でも冷たいものを持って腸を冷やすと、腸扁桃の細胞から消化されていないタンパク質やウイルスやバイ菌が吸収され、さまざまな難病の引き金となるようです。

 

 

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