ふるさとだより


神に祈る

写真の左側にある不思議な形の石は、大宝八幡宮境内に先週設置されたばかりの太湖石です。太湖石とは中国の蘇州付近にある太湖周辺の丘陵から切り出される穴の多い複雑な形の奇石で、中国では各地の庭園や瞑想などの為に置かれているそうです。

この石設置にはとてもとても労力も神経もつかい、釣り上げていたワイヤーが切れないか、石が割れないか、様々な難題をクリアして無事設置できました。最後の定位置にハマる寸前、宮司は神に祈ったといいます。そして間もなく無事に設置完了!半ば奇跡的!宮司は、神様の力が働いた・・と思わずにはいられなかったと言います。

“・・・昭和41年、京セラが年商5億円だった頃。IBMから1億5千万円の仕事を受注した。稲盛氏は金額もさることながら、世界のIBMが中小企業に過ぎない京セラの技術力を評価してくれたことに感激し奮い立った。だが求められる技術水準は高く、難しい仕事だった。いくらやってもうまくいかない。技術陣は徹夜の作業を続けたが、成功しない。ある深夜、稲盛氏は激励の工場を回った。すると、一人の若い技術者が「今日もうまくいきませんでした。」と泣いていた。稲盛氏は言ったという。「神に祈ったか」とことん人事を尽くし、どうにもならない限界に追い込まれる。そういう自力だけではどうしようもならない限界を超えるのに神に祈るような敬虔(けいけん)な気持ちを持ったのかーそういう意味で言ったという。人力の限りを尽くした後は祈るしかない。そしてそういう状態になったときに、天地は不思議な力を与えてくれる。・・・・『小さな人生論』より抜粋”  筑波大名誉教授の村上和雄氏はこのような力を“サムシンググレード”と呼んでいます。

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