ふるさとだより


心に寄り添う



 今日は桜が満開でした。1枚目は大鳥居の桜。2枚目は保育園の正門の桜。最後は福田に行くところの踏切から見た淡墨桜。やはり桜は心を軽やかにさせてくれます。子ども達もだいぶ落ち着いてきました。今週から2~5歳の午睡前のお話を開始、今日から1歳児のクラスの手遊びなどを開始しました。

今日は、ANAラーニング研修事業部講師三枝理枝子さんのメッセージから・・・

「入社2年目に転機が待ち受けていました。八丈島から帰りのプロペラ機に搭乗していた時のことです。
機内が大きく揺れた際に、男性のお客様が手にしていたペンダントが座席の間に落ちて取れなくなってしまいました。
どうしても見つからないので、到着地で整備士に座席を分解してもらって、やっとペンダントが見つかったんです。
そうしたらそのお客様の目からぼろぼろと涙が溢れ出てきたので、驚いてしまったことがありました。
 実はその方の息子さんが1年前に就職祝いの旅で訪れた八丈島で交通事故に遭って亡くなられていて、
そのペンダントは息子さんの大事な形見だったのです。
しかもそれだけではなくて、その息子さんは、自動車会社に就職が決まっていて、ご両親は息子のつなぎ姿を楽しみにされていたそうです。
そして、ペンダントを探しに来たのは、若いつなぎ姿の整備士だった。
これはきっと息子が自分の姿を見せようとしたのだと思ったら気持ちが落ち着いて、初めて息子の死を受け入れることができたと涙ながらにおっしゃられたのです。
私はこの話をお聞きしていた時に、大きな衝撃を受けました。
この方のために何もして差し上げることができなかったのだと。
もしそのペンダントを落とされなかったら、その方はきっと悲しみに包まれたまま降りていかれたことでしょう。
航空会社の仕事はお客様を目的地まで安全に、かつ定刻どおりにお届けすることが一番の目的です。
でもそれだけではなく、何かで悩まれている方に、たとえ、それが一見して分からなくても、そっと心を寄り添わせて、
少しでも気持ちが楽になっていただいたり、元気になっていただくのも大事な仕事なんだな、と気がついたんです。」
 ・・・・・人と人のかかわり合う仕事に携わる者として、心に寄り添うことこそ、大事なことだと思います。  

このページの一番上へ