ふるさとだより


大祓

 6月30日は新しくリニューアルした園舎に引っ越しをしました。保護者の方にも午前中お手伝いいただきました。お父さん方も多数集まって下さったので、ソファーやらエレクトーンやら家具やら一気に運び込むことができました。腰や腕が筋肉痛・・・という声が多かったような・・・。ごめんなさい・・そしてありがとうございました。職員も一同頑張りましたよ!7月2日から保育ができるように、遅くまでかかってなんとか形を整えることができました。これから使いながら、工夫を重ねて、よりグレードアップできればと思います。

 そして夜は、大祓祭がありました。この半年の罪穢れをお祓いする日です。「罪」といっても犯罪を言うのではなく、神道のいう「罪」は、「慎み」が短くなったものだと言われています。私たちは生きるためには多くの命をいただきます。必要なこととはいえ、そこにはやはり慎みと感謝の念を持つべきでしょう。時には腹を立てる時もありますよね?相手を殴ってやりたいような気持になる事はないですか?こういう思いでも慎みを欠いた罪と言えるといいます。これは祖先や自然の恩恵に感謝しつつ、謙虚な気持ちを持って生きて行こうという先人たちからのメッセージなのです。

また、「穢れ(けがれ)」とは汚れではなく、「気枯れ」が変化したと言われています。「気」とは、精気・元気・やる気等の気力全般を指します。死が最大の気枯れ状態の状態は分かりやすいと思います。自分にとって大事な人がもしものことがあったら、どんなに気が枯れてしまうことでしょう。気枯れるのがいけないわけではありませんが、いつまでも悲しんでばかりはいられません。故人の為にも悲しみを乗り越えて日常を早く取り戻そうとした先人達の工夫なのです。

神道で言う罪穢れは私たちの生活と切り離すことのできない身近なものであり、罪穢れが全く身についていない人は存在しないのです。自分には罪穢れはないと言ってしまえば、その傲慢な考えそのものが慎みを欠いた罪といえるのではないでしょうか・・・。神社の手水やお祓いは、日常の罪穢れを祓い清め、身も心も清浄な状態になってから御神前に出ようという大事な準備なのです。  ー大宝八幡宮の罪穢れについての説明書より抜粋ー

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