ふるさとだより


今子ども達に何が起きているのか

教育現場からの提言で、明星大学の高橋史朗教授は次のようなことを言っています。

「今、教育現場では新型学級崩壊が全国的に広まっています。これは、子ども達の私語や立ち歩きで授業が成立しないのです。このような状況を生み出す原因の一つが親からの虐待で、傷や打撲などの外傷にとどまらず脳にも悪い影響を受け、それが子ども達の脳にも悪い影響を受け異常な行動となって現れるんです。新型学級崩壊の現象は教師にも重くのしかかり、精神疾患で退職した教師は平成22年で940名、休職者は5,458名にものぼりました。

もう一つ問題視されているのが、子ども達による万引きの増加です。平成21年の統計で、1年間に15万件、被害総額は4615億円。万引きが原因で閉店に追い込まれる書店が年間で千軒を超えているというのです。ここで注目すべきは、万引きをする少年たちの再犯率が高まっているという事実です。なぜなら、少年たちの万引きを大目に見る家庭が増えているのです。この豊かな社会でちょっとくらい、万引きしてもいいではないかという、親の規範意識の低下が再犯率の上昇に拍車をかけてしまっているのです。

更に2007年ユニセフの研究所が世界の15歳の少年少女を対象に行った“子どもの幸福度調査”によると“孤独を感じる”と回答したのが最も多かったのが日本で30%、2位以下は10%未満です。僅か150年前、世界で最も幸せで礼儀正しいと評された日本の子ども達が、いま世界で最も孤独を味わい、マナーが悪いことは世界でも有名になってしまいました。

私は、根っこの家庭教育に問題があり、親の子どもに対するかかわりが大きく変化してきたことが原因ではないかと考えるようになりました。」    ではどのような家庭でのかかわりが大切なのか・・・時間がないので続きは明日にします。

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