ふるさとだより


授乳にかかわる問題(その2)

完全が少し足りないかな?と思ったら、混合栄養にしてしまいがちですが、そんな時ちょっと待ってください。

母の乳頭からの飲み方は、胎内にいた時から練習していたやり方なのだそうです。赤ちゃんは乳頭を舌の上にのせ、舌を丸めて乳頭をくるむようにします。お乳は乳房の奥から湧いてくるので吸い取る必要はありません。湧き出る圧力を利用して乳頭を少し押すようにして飲むのだそうです。また、ゴム乳首の場合は私たち大人がストローで液体を吸う時と同じで、唇と上顎を使う飲み方です。赤ちゃんは下唇と舌を使ってゴム乳首を上顎と舌の間に固定します。ビンの中身は自然には出てこないので、赤ちゃんは口の中を陰圧にしてビンの中身を吸い取らなければならないようです。

このように、母の乳頭の時とゴム乳首の時とでは飲み方が全く違うのですが、問題はゴム乳首の方が赤ちゃんにとっては吸いやすいという点です。混合にしてしまうと、どうしても母乳の飲み方が下手になっていきます。ここに問題が発生すると言われています。

つまり、“混合栄養にする”のは、“母乳をやめる”ことにつながるので、少しぐらい母乳が不足しても、母も子も辛抱することが大切なのかもしれません。だから、母乳で育てている赤ちゃんに、果汁など母乳以外のものを与える時、哺乳ビンは使わずに、スプーンで与えるようにした方がいいのです。搾乳したものもスプーンで与えるといいのです。

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