ふるさとだより


寝る子は脳も育つ?

先週、メールで起床時間と就寝時間のアンケートをとらせていただきました。(回収率は60%でした。)

その中の87%が7時までに起きているので、早起きはまあまあだったと思います。が、就寝が9時までに寝ている子は何と65%でした。10時以降というお子さんが5%。小学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんがいると、どうしても就寝が遅くなる傾向にはあると思いますが、遅くても9時までには寝つけるようにしてもらいたいと切に願っています。

東北大学の研究チームが今年9月半ばに「健常小児における海馬体積と睡眠時間の相関」という研究で、早寝早起きで睡眠をたっぷりとっている子どもの方が、海馬の体積が大きいというショッキングな発表をされたことは記憶に新しいところです。睡眠の10時間くらいまでは、長くとっている子の方が海馬の体積が大きくなるという相関関係が成り立っているといいます。睡眠時間が5~6時間位の子どもより、9~10時間位の子どもの方が海馬が1割程度大きいというのです。(睡眠時間が10時間以上と長すぎても、睡眠中に目覚める回数が増え、質が下がるという報告があるそうで、長すぎても良くないらしいです。)海馬は大きい方が、記憶力が良いという研究結果は複数あるそうです。

携帯電話やゲームなどで夜更かしさせたりせずに、脳の発達は10歳前後がピークで、特に6歳~12歳位までの間はたとえ勉強の為であったも睡眠時間を削るのは良くないと、研究チームの瀧教授は言っています。うつ病やアルツハイマー病の患者では、海馬の委縮が顕著にみられているというから、将来子どものをこうした病気に罹患させないためにも十分睡眠をとれるように、早寝早起きを心がけましょう。

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