ふるさとだより


言霊

 大好きな犬のエルフィ。エルフィと男の子(ぼく)は一緒に大きくなり、ずっと一緒に過ごしました。エルフィは、ボクよりも大きくなり、次第に老い死期が近づきます。その様子を見たボクは寝る前に必ず「ずーっと、大好きだよ」と言ってあげます。その後エルフィは死に、ボクも家族も悲しみました。兄さんや妹もエルフィが好きで悲しみましたがが、毎晩「ずーっと、大好きだよ」と言っていたボクは幾分か気持ちが楽でした。ボクは今後何を飼っても、「ずーっと 大好きだよ」と言おうと心に決めたのでした。

・・・と、こんなお話です。同じ好きでも、声に出して気持ちを伝え続けることにより、心の交流や信頼関係の深化が図られる・・・と言うことが読み取れるのではないでしょうか。心の中で思っているだけでは相手に伝わりません。“声に出して気持ちを伝える”という行動は、日本古来から≪言霊≫という言い方をしてきました。辞典に言霊とは「言葉に宿ると信じられた霊力。発せられた言葉の内容通りの状態を実現する力があると信じられていた」とあるのです。

「大好き」の言葉かけはいっぱい浴びせたいですね。

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