ふるさとだより


笑い

笑いは免疫力を上げると言われています。インフルエンザの流行時、笑いでも免疫力をUPしましょう。先月末に『5分で落語のよみきかせ』という本を中古で購入しました。昨日年長児に読んだら、大爆笑。今日も年長児にリクエストされました。調子に乗った私は、職員の休憩時(午前午睡時)にも、午後は学童クラブにも行って読んできちゃいましたが、どこでも「ほっとこか?」「ほっとけ、ほっとけ」の掛け合いが大受けでした。どんな話かというと・・・。

いたって不精な親子が、枕を並べて寝ておりましたが……【不精猫】

●お父っつぁん……、お父っつぁん■何やねん?●神棚のお灯明の火ぃ、消すのん忘れたんや。えらい風が出てきたよぉやが、消しといた方がえぇのんと違うやろか?■消しといた方がえぇと思たら、お前立って行って消さんかいな●わい消すのん邪魔くさいがな■わいかてじゃ~くさいがな●ほっとこか?■ほっとけ、ほっとけ。
●あぁ~、おしめ縄に燃え移ってるわ、天井がボチボチ焦げだしたなぁ、こんなん消さなひょっとしたら火事になるで■火事になると思たら、お前立って行って消さんかいな●わい消すのん邪魔くさいがな■わいかてじゃ~くさいがな●ほっとこか?■ほっとけ、ほっとけ。
●あぁ~、あたり一面火の海やなぁ……、ボチボチ逃げな危ないで■危ないと思たら、お前逃げんかいな●わい逃げんのんじゃ~くさいがな、ほっとこか?■ほっとけ、ほっとけ。
●足の裏からボチボチ焦げだしたなぁ、ひょっとしたら焼け死ぬで■焼け死ぬと思たら、お前逃げんかいな●わい逃げんのんじゃ~くさいがな、ほっとこか?■ほっとけ、ほっとけ。
 とぉとぉ二人とも焼け死んでしまいまして、あの世にまいりまして閻魔さんの前へ引き出されます。
▲両名のもの、面(おもて)を上げぇ……、両名のもの、面を上げぇ……。こりゃ、面を上げんか●お父っつぁん「面上げ」言ぅてはんねん、顔上げたらどやねん■上げたらえぇと思たら、お前上げんかいな●わい上げんのじゃ~くさいがな■わいかてじゃ~くさいがな●ほっとこか?■ほっとけ、ほっとけ。
▲何を申しておる、その方ども、おのれの不精のために大火をいたし、世間に迷惑をかけた段、その咎(とが)軽からず。来世(らいせぇ)は人間に生まれ変わらすことはでけん、畜生道に落としてやる。しかし、本日は先代閻魔の十三回忌に当たるによって、特別の情け、望みの獣に生まれ変わらしてやる。望みの獣があらば申してみよ。
●お父っつぁん「望みの獣言え」言ぅたはんねん、言ぅたらどやねん?■言ぅたらえぇと思たら、お前言わんかいな●わい言ぅのんじゃ~くさいがな、ほっとこか?■ほっとけ、ほっとけ。
▲何を申しておる。しからばこの方から申してやる、馬はどぉじゃ?●お父っつぁん「馬はどや?」て■馬なぁ、あんなもん人乗せて走ったり、もの引っ張ったり、競馬やなんやいぅてゴチャゴチャゴチャゴチャじゃ~くさいなぁ、断れ●お断りを。
▲しからば、牛はどぉじゃ?●お父っつぁん「牛どや?」て■牛なぁ、田圃へ出てせんど働いて、挙句の果て牛肉や、じゃ~くさい断れ●お断りを。
▲しからば、犬はどぉじゃ?●今度は犬やて■犬かてそやがな、家の番したり人追いかけたり、警察犬やなんやいぅてじゃ~くさい、断れ●お断りを。
▲よく断るなぁ……、しからば猫はどぉじゃ?●お父っつぁん「猫どや?」て■ほぉ、猫なぁ、あらえぇかも分からんなぁ。別に何もせぇでもえぇんやさかいなぁ、夏は涼しぃとこで、冬は炬燵のネキで寝てるだけやしなぁ。猫にしてもらおか●猫、お願いします。
▲はてさて不精なるやつ、して、毛並みに望みはないか?●なるべく汚れが目立たんよぉに、真っ黒けのんにしといてちょ~だい。
 えらい不精な人があったもんで……。こぉいぅ人を扱いましたお噺で。

このページの一番上へ