ふるさとだより


春苦味・・・・

「春苦味、夏は酢の物、秋カラミ、冬は油と合点して食え」
上記の言葉は、文明開化で食文化の西洋化が進むのを心配して、食物と心身の関係を理論化した「植物養生法」によって
日本に代々伝わる伝統食と穀物を中心にした食事をするようにと提唱した石塚左玄氏の「食養道歌」です。
●「春苦味」とは、 冬に新陳代謝の悪くなった体内から毒素を出すために ふきのとうや土筆(つくし)、タラの芽、山うどなどを食べると良  いといわれています。
●「夏は酢の物」とは、 熱い夏は陽性の肝臓がさらに強くなるので、 陰性の酢の物を食べて調和をとるのがよいとされています。
●「秋はカラミ」とは、季節が陰性になるので、 陽性の塩辛いものをとりなさいと教えています。
●「冬は油と合点して食え」とは、冬場は体をあまり使わないので 陰性になってくるので、陽性の強い油っぽいものを食べなさいということ。
など、ひとりひとりが食物の重要性や健康に食べる知恵、そして昔から言い伝えられている食文化を知ることにより、健康な心と体がつくられて行くのだと思います。・・・現代人の食生活に警鐘を鳴らし、日本人の食の在り方の大切さを説いた『体温を上げる料理教室』若杉友子著(定価1,470円)はお勧めの一冊です。

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