ふるさとだより


保育園がこころのふるさとに(part10)

久しぶりに、4年前にエコピュア(EM環境マガジン)に連載になったものを紹介します。

“子どもの身体のおかしさは、社会的に問題になっています。朝からあくびをする子ども、姿勢が悪い子ども、何となく活気がない子ども、興奮しやすく落ち着きのない子ども、昼食時に居眠りをする子ども、ストレスから種々の症状のある子ども等…。「現代病だから仕方ない」と片付けることはできないと思います。こういう時代だからこそ見直しが必要なのです。

午前午睡で園生活にメリハリ

園では子ども自身が子どもらしく、よりイキイキと過ごすためにはどうしたら良いか、障がい児を受け入れるにはどうしたら良いかを考え、平成8年度より次に掲げるようなデイリープログラムに変えました。昼寝は午後という従来の発想を覆した内容になっています。

デイリープログラム

 

7:30~8:45 登園
8:45~9:00 ぞうきんがけで足腰を鍛えます。
9:00~9:30 ハイハイ運動などで楽しく全身を動かします。
9:30~10:00 指先を使った遊びで過ごす。(手指の微細運動)
10:00~10:30 片付け&午睡準備
裸になってパジャマに着替えます。
10:30~11:30 午前午睡
11:30~12:00 布団の片付け・昼食準備
12:00~12:30 昼食
12:30~14:00 昼休み
室内においてコーナー保育などで過ごします。
14:00~15:00 参拝&散歩・戸外遊び(夏期はプール)
15:00~ 片付け・おやつ・絵本タイム
16:00~19:00 降園

1日の流れを変えることは非常に大変でした。毎日のハイハイ運動もきつかったです。でも、半年が経過して子どもたちが変わってきたのです。“逆上がり”ができる子が目に見えて増えました。予想もしなかったことで、みんな本当にびっくりして喜びました。昼食も昼寝をしてから摂るので”眠り食べ”が見られなくなりました。午後昼寝の時は、「お昼寝嫌いだから園に行きたくない」と言う子どもが結構いたのですが、午前昼寝にしたら1人もいなくなりました。活発になりました。指先が器用になりました。ケガが激減しました。このような変化に、「体が疲れて大変だ」と思っていた職員も、「この保育を続けていっていいのではないか」と意識が変わり、そのうち確信になり、現在では自信につながっています。”

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