ふるさとだより


七草の由来(日本昔話)

今日は七草。私は、お餅入り(七草がゆ)が好きです。・・・以下のような昔話があったので紹介します。くしゃみをした後に、“コンチクショウ!”を付ける人が稀にいますよね?このお話を知ってかどうかは疑問ですが、これを知ると許せるようになります。

≪1月6日の夜、おかあさんが、 ♪なんなん七草、唐土(モロコシ)の鳥と日本の鳥と わたらぬさきの トンコ トコトコ♪  と唱えごとを歌いながら七草を刻んでいました。七草というのは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)のことです。まな板の上にはお玉が置いてありますから、コンコンと音がします。

どうしてこんなことをするんでしょう。

昔、外国から悪い鳥が飛んできて、屋根にとまると「ハクション」とくしゃみをしました。するとその家の人はみんな死んでしまったというのです。ある日、この悪い鳥に、いい心を持った鳥が言いました。「人をそんなに悩ませてはいけないよ。」すると悪い鳥は意地悪く答えました。「こんな面白いことはないよ。俺は絶対にやめないぞ」そこで、いい心の鳥はこう忠告しました。「でもな、家の人がお前のくしゃみに気づいて、コンチクショウと、呪のことばを言ったら、お前の方が死ぬんだぞ。七草の時も、唱えごとを言いながらトントン、コンコンと音をさせられると、お前が不幸になるぞ。」これは明け方の話でしたが、早起きの年寄りがこれを聞いていたのです。そしてこれはいいことを聞いたとみんなに知らせたというわけです。

ですから七草の日にはおかゆを作り、トントン、コンコンと音を立てるのです。そうそう、人がくしゃみをした後「コンチクショウ」と続けると、近くにいた悪い鳥は逃げ出すというわけです。

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