ふるさとだより


カット野菜や水煮野菜は・・・

当園の畑の土づくりの指導や、講演会にも数回いらして下さっている、長崎在住の吉田俊道さんの記事から、気になることがあったので、以下お知らせします。

“<進学で、家庭から出て寮生活する子どもたちの悲劇>
 徳之島に3日間行ってきました。おもに有機農業の不思議な世界の話、に皆さん目からウロコ!最近の農業技術と正反対の事実を農家の方々が理解して受け入れてくれました。菌ちゃん野菜作り、これから始める人が何人も出てきそうです。

 ・・・ ところで、島の子が都会に出て、うつ病などで帰ってくるケースは、以前から聞いていましたが、今回も2つの具体的なケースを聞くことが出来ました。

「スポーツで優秀な子が、本土の高校に行き、練習していたらひざが痛むようになり、病院に行ったら練習のしすぎが原因と言われた。でも練習量は今までと変わっていないのに・・と本人は言っている。」
 寮では、経費削減のため、野菜そのものまでも、すでに水で煮て袋に入ったものを使うことが多い。これまでの島での家の食事とは、食事中の抗酸化成分(活性酸素消去能力)はヘタをすると桁違いに少なくなっている可能性も十分考えらます。栄養不足が原因の可能性が大きいでしょう。

「学校の寮の食事が美味しくないと娘が言っている。たまに島に帰ってきて、家で食事をして1週間もたつと、はっきりと髪の毛が伸びたり爪が伸びるのがわかるんです」
 主要、微量ミネラルたっぷりのダシを、ミネラルゼロの化学調味料に変え、化学肥料で連作して育てたもともと弱い野菜の、それでも栄養が比較的多いはずの皮も芯も除き、水で煮て煮汁を捨てた野菜を使った料理が主流です。 娘さんのからだは、学校にいる間は、足りないビタミンミネラルファイトケミカルを髪や爪に使うのを節約したものと考えられます。脳の神経伝達物質のほうが不足してうつ病になったりしないでよかったと思います。

「スポーツや学問で優秀な子が本土の高校に進学したのに、途中でやめたりする子がそれなりにいる。これまでは、初めて家族から離れて生活環境が激変したことや、本人の耐える力の弱さの問題だと考えられていたが、それに食事も関わっているとは考えもつかなかった!!」(教育委員さんの話)
 私に言わせると、まじめでがんばりやの子だからこそ、本土に行って島の時と同じように身体と心を使うと、栄養が足りなくなり、心が柔軟に対応できなくなったのだと思います。おっとりしたタイプ、あまり努力しないタイプの子なら、問題は起きなかったでしょう。

僕が学生のころ、寮のおばちゃんは一生懸命野菜を切って料理してたんですが・・ 今でもちゃんとそうしてるところもあるのでしょうが、多くの寮は、栄養はしっかり計算して献立を作り、食材は自分で切っていないのでしょうね。”

ちょっとした配慮が大切ですし、手抜きが続くと恐ろしいですね。

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