ふるさとだより


外にあるものは、すべて自分の世界を映し出す鏡

私たちの人生に困難はつきものです。その一つひとつをただ辛いと感じるか、何らかの意味を見出せるかは、
自分の心の持ち方次第といえると思います。聖心会のシスターでエニアグラムの第一人者として知られる
鈴木秀子さん(国際コミュニオン学会名誉会長)が語った「幸福に生きる秘訣」とは・・・の一部を紹介します。

“あるアメリカの有名な心理学者がこう説いています。「外にあるものは、すべて自分の世界を映し出す鏡である」と。

人は理不尽な体験をすると、他人を責めたり、周囲の環境に不満を抱いたりしがちです。しかしそれらは皆、自分の心の反映にすぎず、不満の矛先を他人や環境に向けることは見当違いだというわけです。これはまさしく人生の真理だと私も思います。

このアメリカの心理学者は、かつてある人の言動に対して強い怒りを覚えました。

気持ちを抑えきれずに尊敬する先生に電話をし、自分が怒りを抱いている人物についての、あらゆる罵詈雑言を並べ立てました。ところがその先生は、彼の話に対してひと言も言葉を発することなく、
長い沈黙を保った末にとうとう電話を切ってしまいました。

収まりのつかない心理学者は、先生の妻にも電話をし、再び悪口を並べ立てました。

すると彼女も先程の先生と同様、何も言わずに彼の話を聞き、さらに長い沈黙を続けたのです。

心理学者はその沈黙の最中にハッと気づきました。いま自分が並べ立てた悪口は、すべて自分の中に存在する性質だということを・・・。

以来彼は、「外にあるものは、すべて自分の世界を映し出す鏡である」という真理を、多くの人に説き続けてきたのでした。何か嫌な出来事が起きた時には、それは自分の内なる世界の調子が狂っているということ。

嫌な出来事は、それを気づかせようとする天からのメッセージであると受け止めていただきたいと思います。以下略”

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