ふるさとだより


山吹(やまぶき)の実?!

室町時代、川越領主の太田道灌が、埼玉の越生(おごせ)付近でにわか雨に遭い、蓑を借りようと近くの農家に立ち寄りました。すると一人の少女が出て来て、だまって山吹の花を差し出して次の歌を詠んだと言います。「七重八重 花は咲けども山吹の 実の(蓑)一つだになきぞ悲しき」

道灌は、山吹の花にちなんだ冒頭の古歌が思い浮かばず、少女の趣旨が理解できなかったそうです。しかし道灌はそのことを恥じ、のちに大いに学問にも励み、文武両道を兼ねた名将になったということです。

・・・この話からも、山吹は実が稔らないと理解されていることは周知です。・・・が、しかし、今日園のトイレに写真のような植物が飾られていました。(自宅にある珍しい植物をよく持参していけてくれる職員がいるのです。)しかも、これは山吹の実だというのです。私は、山吹の黄色い花はよく見るけれど、実はいまだかつて見たことがないので、絶対に実はつけない!と言い張りましたが、私が間違っていました。シロヤマブキは実をつけるのです。私にとって一つの事件でした! すごくかわいいですよね!

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