ふるさとだより


立ち直りの早い人と遅い人

5年前の今日。午後の外遊びの時それは起きました。思い出すだけでも辛くなるけど、忘れてはならない出来事です。今日も寒い一日でしたが、子ども達は元気で園庭遊びの最中黙祷をしました。

・・・東日本大震災後の現地に足を運んでいるうちに見えてきたという、立ち直りの早い人と遅い人の違い。
その違いはそのまま人はどう生きたらいいのかというヒントにも繋がります。
松下政経塾元塾頭・上甲晃氏(志ネットワーク代表)と、イエローハット創業者・鍵山秀三郎氏との対談記事から抜粋して紹介します。
《【鍵山】幕末や明治に日本を訪れた外国人は、日本という国は貧しいけれども素晴らしい国民だと口々に称賛しました。
私たちはそういう素晴らしい祖先を持っているわけですから、その尊い生き方をしっかり継承していかなければなりません。
上甲】鍵山さんは日本人の本当のよさはどういうところにあるとお考えですか。
鍵山】世の中というのはお盆の上にたくさん豆が載っているようなもので、お盆が傾くとザラザラと流れ落ちていきます。
昔の日本には、その中で一人でも二人でも流されずに立ち止まって、困難ではあるけれども上に登っていった人がいました。
あるいは皆が上ばかり見ている時に自分だけは下をしっかり見て、誰も知らない所で努力を重ねた人がたくさんいました。
そういう精神を備えていたことが日本人のよさであったと私は思います。
上甲】順境にあっても逆境にあっても、節操を変えることなく前へ進む。(略)
この頃「青年塾」では、先般の大震災のような時にどういう人が立ち直りが早いかという話をしていましてね。
これは私が何度も被災地に足を運んでいるうちに分かってきたことなんですが、まず第一は、志のある人です。
ただ生活のためにパン屋をやっている人は、補助金をもらえる間は再開しようとは思わないのですが、
地域の役に立つためにパン屋をやっているという志や使命感のある人は、一刻も早くパン屋を再開しないと
地域の人が困ってしまうと考えるので、立ち直りが早いんです。
もう一つ、孤独な人は立ち直りが遅いけれども、強い絆で結ばれた仲間がいて、いろんな人が励ましに
来てくれるような人は、やっぱり立ち直りが早いですね。
ですから志と絆、この二つが人生の危機管理における重要なポイントだと私は考えるんです。》

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