当初の予定では、夏期は、火・水・木はプール遊びを予定していました。が、プールは火・木の2回にして、水曜日は、食休みを兼ねた室内でのコーナー遊びを早めに切り上げて、“散歩の日”とすることをお便りでお知らせしました。“散歩の日”という呼び名ではなかったですが、つまり、自然に触れながら自然の素材で遊ぶ、屋外での発見遊びです。保育園は神社の境内なので、自然が豊富です。真夏でも大木が多いので凌ぎやすいです。本当に環境には恵まれていると思います。アジサイ苑を出た北側の田んぼでは、最近ホタルが見られるそうです。従って、農薬も押さえられてきたのだと思います。このような神社の杜でたっぷりと、遊具やおもちゃを使わないで散策する時間も貴重だと思います。・・・かなり以前の雑誌に、犯罪を犯した青少年の生育暦で、唯一共通していたのが、“幼少期に虫を殺したことがなかったこと”だとあったということです。小さい頃、蟻やミミズをふんづけたり、トンボに糸を通して飛ばせたり・・・結構残酷なことをしませんでしたか?そうして「死」と言うものを目の当たりにします。そういう経験がなく中・高学生くらいになると、虫や小動物ではなく、人の命が対象になって、残酷なことをしてしまう・・・のだそうです。大事な幼少期にいっぱい自然に触れることはますます大事ですね。
散歩の日
2010/07/07