ふるさとだより

秋の大祭

2010/09/15

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午前10時。三管(笙・竜笛・篳篥)を先頭に、宮司以下神職の方々が、本殿前に参列するところです。

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拝殿と本殿の間の広間で、祭典は行なわれます。朱の装束は宮司で、祝詞を奏上しているところです。手前は氏子さんや役員の方々です。写真では隠れていますが、左手に参員(神職)が整列しています。

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祭典後、11時過ぎから、神楽が神楽殿で奉納されます。トップを切るのは年長女児の五行の舞。立派に責任を果たしました。代々伝わる十二座神楽の中の、八幡の舞、翁の舞、天狗の舞、山ノ神などなど・・・。年少以上の子ども達が見学しました。

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これはおやつの風景。今日はお赤飯です。2歳児クラス(ばなな組)ですが、きちんと正座をしていただいています。あまりにも可愛かったので、思わずシャッターを切ってしまいました。昔から、お赤飯と、けんちん汁と煮魚というのが、お祭りの定番メニューでした。お家でお赤飯をふかす家は年々少なくなっていますが、保育園ではちゃんとメニューに入っています。境内には露天商も出ています。

・・私が小学生の頃の“大宝まつり”は、“大宝まち”と言われるほど大勢の人で賑わい、多くの露天商のみならず、サーカス小屋等の見世物小屋が出て、学校は半ドンでした。私は「五行の舞」があったので、担任の先生が「早く帰りなさい」といってくれて、2時間ほどで帰宅したのを覚えています。私よりももっと古い方々は、休校だったそうな・・・。みんなよそ行きの服を着せてもらって出かけたものです。