当八幡宮の神楽殿で3回ほどコンサートをしたことのある、お馴染みのネパール人、パンチャ・ラマさんのことを書きます。パンチャさんは1994年に来日して以来、日本人と結婚、東京を拠点として、各地でコンサート等の音楽活動をして活躍中です。
彼が活動を始めて8年ぶりに故郷ネパールに帰った時、小学校があまりにも荒廃していることに驚いたそうです。床は剥がれ、壁は崩れ落ち、机は壊れていたそうです。しかしもっと驚いたことは、そんな小学校にすら通えない子ども達がたくさんいることを知り、ショックを受けたそうです。そして、日本に戻るとすぐにチャリティーコンサートを開き、CDの売り上げとともに,2003年1月に、ネパールのサララヒ村に<パンチャイサカ>小学校を建設したのです。今もコンサートでの収入の一部は,小学校の運営資金になっています。こういう人だから、応援したいと思っています。
パンチャさんは毎年1月にネパールに帰国し、パンチャ・イサカ小学校に募金を届けています。写真の募金箱(缶)を、玄関前の「給食サンプルケース」の上に明日から設置しますので、ご賛同いただけます方は、12月4日(土)までに募金のご協力をいただけましたら幸です。(赤い羽募金にご協力頂いたばかりで恐縮ですが・・・。)
加えて、ネパールの首都カトマンズは、大気汚染を始めとする環境悪化がかなり進んでしまっているようです。パンチャさんは、今後EMを使って、“食い止め、浄化をはかる”事にも情熱を傾けると言うことです。