「インターンシップ」とは、学業についている者が、企業などで将来の職業選択に生かすための就業体験をすることをいいます。当園では、鬼怒商業高校と明野高校から依頼があるので受け入れています。先月は明野高校生が来ていました。昨日から19日(金)までの4日間、4人と3人の2班に分かれて、以上児クラスの子ども達と過ごしています。(最初の2日間は、ばなな組にも入ってもらいました。)
当園には男性保育士がいないためか、男子生徒は特に人気で、初日は離れない子がいて、少々保育に支障をきたしたほどです。でもまあ、そこは大宝保育園のいいところ、“見守る保育”をしてきたら、昨日は満足したのか、離れることができたようです。子どもの順応性もさることながら、高校生の順応性も高いです。何故かと言うと、1日目は食事中正座ができなかったのに、翌日はシャキッとできていたのだそうです。「今日は正座が上手ね!」とスタッフが言うと、「今日は慣れました!こういう生活もいいですね!」だそうです。
昨日は雨で、室内遊びがいつもより長かったし、出かける用事もなかったので、高校生を集めて少し話をしました。高校生の反応を見ながら、保育の話だけでなく、感謝することや日本人として誇りを持つこと・・などの話もしたのですが、とてもよく聞いてくれて、こちらが感心してしまいました。ただ高校生を眺めているだけでは、良くない部分に目が行きがちですが、とてもいい子達で嬉しくなりました。子ども達も、若いお兄ちゃん、お姉ちゃん達にたくさん遊んでもらえてよかったです。子ども達は、いろんな人との関わりから様々なことを学んでいくのです。これからも“入るもの拒まず”で行こうと思います。