2010年 11月

インターンシップ

2010/11/18

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「インターンシップ」とは、学業についている者が、企業などで将来の職業選択に生かすための就業体験をすることをいいます。当園では、鬼怒商業高校と明野高校から依頼があるので受け入れています。先月は明野高校生が来ていました。昨日から19日(金)までの4日間、4人と3人の2班に分かれて、以上児クラスの子ども達と過ごしています。(最初の2日間は、ばなな組にも入ってもらいました。)

当園には男性保育士がいないためか、男子生徒は特に人気で、初日は離れない子がいて、少々保育に支障をきたしたほどです。でもまあ、そこは大宝保育園のいいところ、“見守る保育”をしてきたら、昨日は満足したのか、離れることができたようです。子どもの順応性もさることながら、高校生の順応性も高いです。何故かと言うと、1日目は食事中正座ができなかったのに、翌日はシャキッとできていたのだそうです。「今日は正座が上手ね!」とスタッフが言うと、「今日は慣れました!こういう生活もいいですね!」だそうです。

昨日は雨で、室内遊びがいつもより長かったし、出かける用事もなかったので、高校生を集めて少し話をしました。高校生の反応を見ながら、保育の話だけでなく、感謝することや日本人として誇りを持つこと・・などの話もしたのですが、とてもよく聞いてくれて、こちらが感心してしまいました。ただ高校生を眺めているだけでは、良くない部分に目が行きがちですが、とてもいい子達で嬉しくなりました。子ども達も、若いお兄ちゃん、お姉ちゃん達にたくさん遊んでもらえてよかったです。子ども達は、いろんな人との関わりから様々なことを学んでいくのです。これからも“入るもの拒まず”で行こうと思います。

他園よりのお客様

2010/11/17

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今日は八千代保育園の年長さんが遊びに来ました。菊花展を見て、正式参拝をすることが目的でしたが、ついでに園児達の交流を図ろうということで、去年から実施しています。八千代保育園はお寺の保育園なのに、神社参拝を、しかも昇殿して正式参拝をしていくのです。まあ、奈良時代頃から神仏習合の考えがあり、神仏は仲良し的な考えが今もありますからね。何でも仲良くすることはいいことです。日本人は本来おだやかで誰とでも仲良くしようとしてきた民族ですからね。

それで、本来なら午後の予定でしたが、曇りのち雨の予報だったので、急遽午前中に切り替えました。今朝、先方と連絡を取り、午前中にしましょう・・ということになりました。その旨を年長担当に伝えたところ、即、予定を切り替え、10時半過ぎに来園ということなので、年長児は午睡をせず、ぶどう組とめろん組にコーナーを設定したのです。時間が短かったので、打ち解けるまでには行きませんでしたが、遊びを共有し、雰囲気は味わえたと思います。とっても静かに遊びに熱中できていました。

・・ということで、年長児は午睡をしていません。また、ばなな組は急遽ホールでのお昼寝になりました。広いお部屋で、年少さんと年中さんと一緒だったので、少し寝つくのが遅れましたが、午睡後はいつもの通りでした。  この臨機応変さも大宝の良い点ではないでしょうか・・・。

お散歩、楽しいな~♫

2010/11/17

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毎日、神社に参拝に行き、ひとりひとり、手を合わせて、お願いごとやいろんなことに感謝することを、小さいながら覚えてきています。今は、神社の境内にたくさんの菊が飾られて、菊まつりが開催されています。「あっあっ」と言いながら、指をさしたり、菊の花のそばに寄っていったりと、きれいな花を見ながらの散歩です。いつもの散歩道が、華やかでした。        ともえ:記

わらべうた・あそび・ランド&『くさぶえ』

2010/11/16

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下妻で平成2年に、本市出身の作詞家、故・門井八郎氏の提唱により「わらべうた・あそびランド」が発足しました。この会は、市長が名誉会長を務め、会長・副会長その他の委員で編成(約20名)され、会員を募り、その年会費と市の補助金によって運営されています。

その活動は、写真の『くさぶえ』の年2回の発行の他(平成229月現在で第37集)、サトイモやとうもろこしの種まき・収穫、芋煮会、春を見つけよう等の催し、又、隔年で“わらべうたあそびランド大会”を実施しています。

本市は、かつて(大正11年頃)学童による童謡作詞運動が行なわれ、郷土の生んだ文芸家、横瀬夜雨、中山省三郎らはもとより、野口雨情、北原白秋など数多くの文学者を深く感動させた時代がありました。それは、「騰波ノ江村若柳小学校」の学童や大宝村(夕やけ社)の子ども達でした。

こういう素地が下妻にはあったので、先人の偉業を踏まえて、幼少年の情操教育を進展させる為に、幼少年のための環境の整備や、豊かな感性を育むための運動が、自然発生的に展開しやすかったのかも知れません。そして会長以下私達スタッフは、郷土を愛し、郷土に貢献できる幼少年の育成を願いつつ、活動を続けているところです。

このような地道な活動が評価され、昨年、茨城各地で繰り広げられた国民文化祭の“口頭詩フェスティバル”が、下妻で開催され成功を収めることが出来たのだと思います。

最後に、『くさぶえ』は下妻市内の保育園・幼稚園の子ども達の“つぶやき”を、母親や保育者が採集したもの及び、小中学生の詩を掲載しています。それとともに、親子で参加したイベントの思い出や、口頭詩を採集しての保護者の想いも毎回掲載しています。

『くさぶえ』は、非売品としておりますが、希望者がある場合には1冊千円でお分けしています。

これからも、たくさん投稿して下さい。

尚、わらべうたあそびランドでは、今月28日(日)に芋煮会が、来年1月22日(土)には千代川公民館にて、大和保育園、下妻保育園、と大宝保育園の年長児で、“大好き茨城”のイベントの前座を務めることになっています。ぼちぼちスタッフの打ち合わせ会が2度ほど行なわれています。

   

こんなに大きくなりました!

2010/11/16

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本日みかん組は、身体測定をしました。毎月一回、やってきているのでスムーズに測ることが、できるようになりました。身長を、測るのも前を向いて胸をはって、じっと測るのも、上手です。先月より、身長も伸び、体重も、増えていると、「わあー大きくなってるよ!」と、いっしよに喜んでいます。

子ども達の成長は、私達にとっても、ご父兄の方にとっても、なにより、うれしいことだとおもいます。これから、ぐんぐん大きくなる子ども達を、見守り応援していきたいとおもいます。                 吉田  記