第一体操 正しい座りは赤ちゃんの座り
第二体操 脚の裏筋を伸ばし後姿を美しく
第三体操 屈伸自在の柔軟な腰をつくる
第四体操 ゆったり伸ばして腹式呼吸 (膝はつけた方がいい)
今日は昼間晴れていたのに・・・夕方次第に雲が厚く垂れ込めて・・・“皆既月食”が見られず残念でした!
今年度、春から2ヶ月に1回東京へ、ある講座を受けに行っていました。その講師は95歳というご高齢にも関らず、頭も身体もとても柔軟な矍鑠(カクシャク)とした方だったのです。その講師がお話の中で、真向法というのを何度か口にされるので、どんな体操だろうととても興味があり、本を購入してみました。子ども達の写真のようにたった4つの動作からなり、簡単なものです。一見単純に見える4つの体操ですが、正しく継続して行なえば、姿勢を自然に矯正し、内臓を元気にし、全身の血行や神経の伝達を円滑にする効果があると言います。真向とは正しい姿勢の意だそうで、その体操は、足を若返らせ、腰の関節を正しく整え、人間が本来持っている生命力を甦らせようとする・・・ということです。
創始者の長井津氏は、仕事バリバリ人間でしたが、42歳で脳溢血で倒れました。が、生家のお寺のお経を何度も何度も読み込み、その中からこのような動作を考え出したそうです。そして毎日継続する中で硬直しきった腰が柔らかくなり、不自由だった半身は元通り動くようになっただけでなく、以前にも増して健康になったのだそうです。
子ども達はいとも簡単に行っていますが、我々大人は始めは「痛み」を伴います。が簡単でどこでもできるので、私は寝る前に実行しています。継続できそうなので、園でも、ハイハイ運動の中で取り入れるようにしました。子どもでもまれに硬い子がいますから、子どもから大人まで、必要な体操ではないかと思います。子どもといっしょにやると愉しく出来ますよ。運動を取り入れている人の方が、癌になりにくいという統計も出ているようです。なかなか、運動を継続するのは大変です。こんな簡単なことから始めてはいかがですか?とても身体が伸ばせて気持ちがいいです。
昨日、外遊びのとき、近くにいた年長さんを呼んで、写真を撮らせてもらいました。撮っている間、このポーズをしているのですが、「随分柔らかいね、痛くない?」と聞いたら、「全然!!どこか痛くなるの?」ですって。子どもの身体がうらやましい・・・。