地震の影響で、計画停電は被災地と言うことで免れましたが、依然として断水状態です。そのため、暖房は使えず、給食は提供できず、不便を生じていますが、嬉しい発見もあります。
トイレには紙を流さないように、使ったらペットボトルの水を流す。という決まりを(以上児のトイレ)作りましたが、昨日まで、間違って流してしまう子もあったようです。が、今日はほとんどの子が紙をビニール袋に入れることができて、使用後はペットボトルの水を流すことが出来るようになったということでした。中にはびしょぬれになった紙がはいっていたということで、一度便器に入れてしまった間違いに気づいて、戻したものとみられます。このように子どもは律儀でけなげですね。こんな話を聞くと、断水も必要なことなのだと思えてきます。
私達でも、歯磨きの際には、ペットボトルの水を用意して少しの水も無駄にしなくなりましたし、食器を洗うにも、何をするにも大事にするようになりました。
断水で給食が出せないので、連日お弁当を用意してもらっていますが、苦情も無く、子ども達は逆に楽しそうで、おかずを交換しあったり、年長が元ばなな組の子(2歳児)に食べさせてあげたりするなど、普段見られない光景がみられています。誰もが工夫をするようになったと思いませんか?
大変だ、大変だと言うばかりではなく、“いいところ見つけよう”運動をしていったら明るく生活していけそうです。もう少しの辛抱です、頑張っていきましょう! 今日は神戸の友人が、普通郵便(宅配やゆうパックでは送れない)でチョコレートを送ってきてくれました。一粒口に含んだら、涙が出るほど美味しく感じられました。ありがとう!