冬至がすぎ、クリスマスがすぎ・・・そうすると、もう今年もあとわずかですね。保育園でもすでにクリスマスツリーにかわり、獅子舞や門松の登場となります。朝からHさんが恒例の門松づくりを始めていました。園の周りは、冬休みに入った学童さんが、きれいに落ち葉を掃き集めてくれていました。
玄関の獅子舞
門松づくりの準備
学童さんがお掃除を
そして、明日は「お餅つき」です。給食室では、子供用のうすと杵を洗ったり、もち米を浸したりと・・・。
年の終わり~新しい年を迎えるこの時季は、昔からのいいつたえや行事食に触れる機会がたくさんあります。家族で過ごす時間もありますね。おじいちゃんやおばあちゃんにいろいろなお話を聞けるチャンスです。大人が子どもに伝えていく・・・とっても大事なことですね。長いお休みに少しでもそのような時間が持てたら嬉しいです。
そしてそして・・・今日の職員の休憩に登場した「初夢漬け」のご紹介です! Tさんが、テレビで紹介されていたものをご主人と出かけ、買い求めてきたのでと、いただいたのです。 さっそく、調べてみました。
初夢漬け
千葉県匝瑳市 初夢漬け
初夢漬は天明元年(1781年)より220年余の歴史を有する銘菓です。茄子という野菜を菓子にするという独創性で、全国でも稀な和菓子の逸品です。茄子を江戸時代には高価品であった砂糖でじっくり煮込み、さらに砂糖を雪のようにふりかけてつくられます。
名の由来は「一富士、二鷹、三茄子」の昔のことわざからきており、夢に見るものの中ではめでたいもの、とくに正月の初夢でこれらを見ると大変縁起がよいといわれてきた故事にあやかり命名されました。
安政年間には朝廷に献上され、明治44年、時の皇太子(大正天皇)が当地へ訪れた際には御買い上げされたほどの菓子で、茄子をまるごと食べられる逸品です。
味は野菜の茄子を菓子にするという独創的なイメージ通り、鮮烈な自然味ある独特な風味ですが、歯切れがよく一度味わうと忘れられない味になります。
なすのような感じでなく、マロングラッセのようなかんじかなぁ~・・・ おいしかったです!
栄養士 箱守 美智子