神社界で神主の階位は、直階、権正階、正階、明階、浄階があります。この度、当保育園々長兼大宝八幡宮宮司は、最高位の浄階を授かり、その授与式が神社本庁で行われました。神社本庁は明治神宮鳥居を出るとすぐのところにあります。少し早めに家を出たので、明治神宮を参拝するのみならずゆっくりと散策することができました。明治神宮は、明治天皇とその皇后であられる昭憲皇太后をお祭りした大正9年に創建された神宮です。この神宮の杜は全国から献木された人工林ですが、今は時代が経ち自然林となり代々木の杜とも呼ばれて、とても東京の真ん中とは思えない癒しの杜となっています。鳥居は総ヒノキで木の鳥居としては日本一のようです。最後の写真は加藤清正が掘ったと伝えられる名湧水で「清正の井」と称され、パワースポットとしても人気の高い場所です。
明治天皇は、維新の大業を成し遂げられ、特に教育の普及と道徳の実践について「教育勅語」をお示しになられています。教育勅語は、第二次世界大戦後、一部の教育機関を除いてなくなってしまいましたが、これは永遠不変の道徳教育の基礎になるものだと思います。後日、口語文の訳を紹介したいと思います。