高砂・錦戸部屋の合宿稽古最終日(今日も年長男児は土俵で声援に応えました。)、午後2時ごろお相撲さんたちは帰っていきました。稽古はお天気に恵まれましたが、昼過ぎから、雨が落ちてきたので、年長男児のみがえびすやさん前に見送りに行きました。「ありがとうございました~、来年もまた来てください~」の子ども達の通る声が響いていました。
さて今日は、~6月10日付日本新聞の吉田俊道先生の記事≪おなか畑 土も人の身体も同じ≫はとても大事な内容が書かれてあったので紹介します。
(略)人のおなか畑・・・まず強酸性の胃液で腐れやすい食べ物を強制的に発酵状態にします。そして小腸で徐々に発酵、消化吸収が進み、最後はかぐわしい発酵臭のする便が出るのが理想です。
ところが消化力が弱かったり、もともとの食べ物が腐敗しやすかったりすると、腸内はアルカリに傾いて栄養吸収は弱まり、腐敗便になるため、免疫力や気力の低下につながると言われています。
おなか畑が理想の状態になれば、便は黒色から黄色に近づき、毎日排便。ベトベト感がなくなり、トイレットペーパーがほとんどいらなくなります。ふつうは一週間程度でそうなりますから、徹底して取り組んで下さい。免疫力もアップし、心も落ち着きます。
ポイントは次の通りです。①【食べ過ぎない】土づくりで生ごみを投入する場合、土1㎥に10キロという目安があり、入れすぎたら腐敗してしまいます。食べ過ぎも同じ。胃の中の水素イオン指数(ph)が下がらず、井の段階で腐敗菌が動き始めますから腐敗にまっしぐら。また、お腹を空かせて食べた方が消火活動が活発化します。
②【1口30回以上噛む】生ごみを小さくせずに土に入れると数日後、強烈な腐敗臭を放ちます。ヒトの場合だと、食べる時良く噛めば、消化を助けるので、便は臭くなくなります。噛むことで唾液は出るし、腸の蠕動運動を促すし、脳は活性化するし、良いことづくめ。せめて脳が覚えて癖になるまでの4週間、徹底して下さい。食事中は飲み物をとらない方が唾液が良く出ます。
③【発酵促進剤を食べる】生ごみに微生物たっぷりのボカシを混ぜるように、1日3回の食事ごとに、納豆・みそ汁・たくあん・漬物・醤油・酢の物・甘酒等の発酵食品を食べてください。ただし、本物でないと発酵力(腐敗防止力)は期待できません。安ものは発酵力が弱いから、アルコールやビタミンC・ph調整剤など腐敗防止力で補っています。本物の醤油、味噌等は、品質保持剤が何も入っていないのに、数年間も腐敗しません。見た目は同じでもパワーが違います。
④【おなかをさする】寝る前に布団の中で、頑張ってくれている菌ちゃんに感謝を込め「の」の字をかくようにおなか(小腸)をさすりましょう。蠕動運動が活発になり、翌朝スッキリ排便につながります。