昔から自然な形で私たちが利用してきた乳製品バター、搾り出した油、自然醸造された発酵食品は、いまや工場で生産される“加工食品”となってしまっています。形が同じに見えても内容はまったく違う、ましてや健康に貢献することには、ほとんど期待できない偽物と言えます。
〇トランス脂肪酸は、植物油などを加工するときに主に生じる物質で、マーガリンや揚げ物油、菓子やパン作りに使われるショートニングなどに含まれます。トランス脂肪酸はガンや心疾患、脳卒中、精神疾患のリスクを高める恐れがあり、カリフォルニア州のシュワルツネッガー知事はトランス脂肪酸を含む食品を州内の飲食店から追放する州法案に署名し、2007年8月より同法が成立しました。ニューヨーク市などが事実上禁止していますが、州レベルでは初めてです。オランダ、デンマークをはじめとするヨーロッパの各国で、すでに禁止されています。 〇ノルマル・ヘキサン抽出油脂 「普通のサラダ油」はカナダやオーストラリアから輸入された原料(遺伝子組み換えされているものがある)を使った食用油を無職、無臭にまで精製してあるもので、薬品(ノルマル・ヘキサン)で抽出し、苛性ソーダやクエン酸、シュウ酸、リン酸、活性白土などを使って生成するという工程を経て、商品化されています。ノルマン・ヘキサン抽出や高温処理によって脂肪酸は安全なシス型から有害なトランス型にに変わります。また、製造工程中に薬品を使う危険性、遺伝子組換作物の危険性があると共に、原料の持つ栄養分=抗酸化物質も一緒に取り除かれてしまうので、開封後の酸化の進みが激しく、病気の原因である活性酸素を取り除く効果が発揮されません。実に抗酸化力は、圧搾一番搾りの油に比べて300分の1にまで落ちてしまうと言われています。
〇一般の味噌・醤油・お酢→まず材料に問題があります。■味噌…大豆(ポストハーベスト)、米(事故米)、塩(工業的に精製された公社塩ー高血圧の原因)■醤油・・・小麦(ポストハーベスト、ノルマル・ヘキサン抽出した大豆油の搾りカス)■お酢・・・くず米、他用途米、輸入米(ポストハーベスト) これらは、3か月くらいの短期間で発酵させる速醸法で作る為、酵母菌は十分成長せず、有益な効果が期待できません。また発酵期間が短いため色がつかないので、カラメル色素(発がん物質)で着色しています。-オルターより抜粋ー