2012年 11月

お店屋さんごっこに向けて、今日は・・・

2012/11/22

お店屋さんごっこに向けて、各クラスで品物作りをはじめています。

ぶどう組は、食べ物担当ということでみんなで、キャンディー・おにぎり・くだもの・ケーキ・アイスなど何種類か作りました(*^_^*)

折り紙や新聞紙、ポリ袋などを使い、とっても美味しそうにできましたよ~!

今日の指先活動では、食べ物作りをちょっと休憩・・・。

大宝デパートでお買いものをする時に使う、お財布とお金を作りました(^o^)

作る前に、本物のお財布やお金をみんなに見せると「見たことあるー!」「あ、百円でしょ!?」と、様々な反応が。

丁度、二千円札と前の千円札(夏目漱石のもの)を持っていたので、そちらも紹介すると「なにそれ!!」「それは見たことないよ」と、新しい発見ができたようでした★

お財布もお互いに教え合いながら折っていき・・・

 

自由に絵や模様を描けば完成です!!

 

お金を作るときは、紙に見本を書いて見える位置に置いておきました。

すると「0は何個あればいい?」と年長児に聞いたり、それと照らし合わせるなどしながら自分たちで書いて切って作ることが出来ましたよ♪

来週は、もう少し食べ物を製作し、お店屋さんごっこ当日に向けて楽しみながら、着々と準備を進めていきたいと思います(^<^)

記:真由美

 

ある母親の話②

2012/11/21

助産婦内田美智子さんの記事を紹介します。
・・・・・・・・・・【母性こそ人を幸せにし、国を豊かにする】より・・・・・・・・・
“・・・自分の目の前に子どもがいるという状況を当たり前だと思わないでほしいんです。
自分が子どもを授かったこと、子どもが「ママ、大好き」と言ってまとわりついてくることは、
奇跡と奇跡が重なり合ってそこに存在するのだと知ってほしいと思うんですね。
そのことを知らせるために、私は死産をした一人のお母さんの話をするんです。
 ・・・そのお母さんは、出産予定日の前日に胎動がないというので来院されました。
急いでエコーで調べたら、すでに赤ちゃんの心臓は止まっていました。胎内で亡くなった赤ちゃんは異物に変わります。
早く出さないとお母さんの体に異常が起こってきます。でも、産んでもなんの喜びもない赤ちゃんを産むのは大変なことなんです。
普段なら私たち助産師は、陣痛が5時間でも10時間でも、ずっと付き合ってお母さんの腰をさすって
「頑張りぃ。元気な赤ちゃんに会えるから頑張りぃ」と励ましますが、死産をするお母さんにはかける言葉がありません。

赤ちゃんが元気に生まれてきた時の分娩室は賑やかですが、死産のときは本当に静かです。
しーんとした中に、お母さんの泣く声だけが響くんですよ。
そのお母さんは分娩室で胸に抱いた後、「一晩抱っこして寝ていいですか」と言いました。
明日にはお葬式をしないといけない。せめて今晩一晩だけでも抱っこしていたいというのです。
私たちは「いいですよ」と言って、赤ちゃんにきれいな服を着せて、お母さんの部屋に連れていきました。
その日の夜、看護師が様子を見に行くと、お母さんは月明かりに照らされてベッドの上に座り、子どもを抱いていました。
「大丈夫ですか」と声をかけると、「いまね、この子におっぱいあげていたんですよ」と答えました。
よく見ると、お母さんはじわっと零れてくるお乳を指で掬って、赤ちゃんの口元まで運んでいたのです。
死産であっても、胎盤が外れた瞬間にホルモンの働きでお乳が出始めます。
死産したお母さんの場合、お乳が張らないような薬を飲ませて止めますが、すぐには止まりません。
そのお母さんも、赤ちゃんを抱いていたらじわっとお乳が滲んできたので、それを飲ませようとしていたのです。
飲ませてあげたかったのでしょうね。
死産の子であっても、お母さんにとって子どもは宝物なんです。生きている子ならなおさらです。
一晩中泣きやまなかったりすると「ああ、うるさいな」と思うかもしれませんが、それこそ母親にとって最高に幸せなことなんですよ。
母親学級でこういう話をすると、涙を流すお母さんがたくさんいます。
でも、その涙は浄化の涙で、自分に授かった命を慈しもうという気持ちに変わります。
「そんな辛い思いをしながら子どもを産む人がいるのなら私も頑張ろう」
「お乳を飲ませるのは幸せなことなんだな」と前向きになって、母性のスイッチが入るんですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
母親の無償の愛は、子どもに必ず伝わります。
その愛を受け止め、感謝の心を育むことがこれからの日本を豊かにしていくことに繋がります。
産みの親、育ての親と、たとえ形は違っても、いま・ここにある命のありがたさに感謝しながら生きていくことが
親への恩返し、自分自身の幸福に繋がることかと・・・・”

大宝保育園デパート、オープン間近♪

2012/11/21

 

先週の16日に大盛況だったバザーが行われましたが、保育園では来週の木曜日に年長さんが店員となるお店屋さんごっこが行われます。

子ども達は指先の時間、商品作りに大忙し!!

そうです!大宝保育園デパートに並ぶ商品は、すべて子ども達の手作りなんです。

(もちろんお金も手作りです)

昨日は腕時計や羽子板作り、今日はマント・エプロン作りを行いました。

子ども達の描いている模様や絵も一人ひとりとても様々で、世界に一つの物ばかりです。

大宝保育園デパートには、食べ物、アクセサリー、バックなどいろいろな物が並ぶ予定です。

当日は「どれにしようかな〰?」「あれほしいなー」と行列ができる事間違いなし!!

子ども達全員がお買いものしますので、どんな商品を買って帰るか楽しみにしていて下さいね。          鈴木:記

ある母親の話①

2012/11/20

サンケイの【夕焼けエッセイ】に掲載された、大阪府岸和田市の西川和子さん(78歳)のお話です。
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“私は子供に恵まれなかった。
結婚して15年目に縁があって、義弟の次男を養子として迎えることになった。
生まれて20日目の赤ちゃんを胸に抱き、馴れない手でミルクを飲ませ、おむつを替えた。
その後も無事に育ってくれて、桜の咲く小学校に入学した。
運動会や保護懇談会にも出席し、親としての喜びを体験させてくれた。
担任の先生は、「彼が結婚するまで、養子であることを知らせずに成長してほしいと思います」と言ってくれた。
大学受験の時には深海の魚のように重圧を感じて心配したけど「桜咲く」結果で心から喜んだ。
その息子は今、39歳を迎え、小学校5年生と2年生の娘の父親として一生懸命に頑張っている。
私の夫は5年前に世を去り、一人暮らしの私を会社帰りに毎日訪ねてくれる。
「お母さん元気か?寒いから気いつけや」と一言。私は心を込めて一杯のコーヒーをいれ、息子に黙って差し出す。
13年前息子が結婚する時に、意を決して養子であることを告げた。突然のことに息子は愕然となり、ぽろぽろと大粒の涙をこぼした。
しかし一晩明けた朝、
「お母さん、昨夜いろいろ考えたけど、僕はやっぱりお母さんの息子だよ。 今まで通りだよ」とにっこり笑った。
寒い日も雨の日も毎晩訪ねてくれる息子を玄関まで見送りながら、その後ろ姿に「ありがとう。年老いた私には、あなたの家族が生きる支えだよ」と胸いっぱいの感謝を込めて手を合わす。明日もまた頑張ろう。

秋・・・深まり    お手伝い絶好調!!

2012/11/20

毎朝のお手伝いは、ばななさんもほとんどの子が、我先にとお手伝いに来てくれます。今日は「にじグループ」さんに3人のばななぐみさんが合流!!

たくさんの玉ねぎを一生懸命むいてくれました。涙がでてきてしまった子もいたり・・・でも「もっともっと」と、つるつる玉ねぎになるのをたのしんでいました。

ランチルームのテーブルには、新しいグループの表示ができました。

今日は、にじグループがお手伝い! 食事の前には、パネルへの食材選び・・・私がまだ赤ちゃんのご飯の用意をしていると、「先にやってるね!」と

サンプルのお皿を見ながら、子ども達で相談しながら、食材を選び出し、「何色の仲間?」と磁石の色を選んだりと、たくましく成長の見られる姿をうれしく見させてもらいました。

 

来週は、いただいた大根を洗って、「たくあん」の準備に入ります! 保育園の大根もだいぶ育ってきましたが、今回はいただいた大根を漬けてみようと思います。

柿の皮も干しました。柚子も色づきました。後で、皮を干す予定です。ももぐみさんの前に干す場所もできました。 どうぞ、お楽しみに!!

栄養士    箱守  美智子