ふるさとだより

七草粥

2013/01/07

 春夏秋冬ある日本では、季節の変わり目が訪れるたびに、植物を用いて病気や災いから身を守る風習があります。「七草粥」もその一つです。旧暦の1月7日は現在の2月、野草がいち早く芽吹き始めるころです。そのみずみずしい生命力にあやかって七草を食べることで無病息災を祈願してきました。そればかりでなく、おせち料理で疲れた胃を休め、冬場に不足しがちな栄養素を補うという効用もあるのです。日本人の知恵というのは素晴らしい…と今更ながら思います。(春の七草・・・せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)

園でも玄関のサンプルケースには、昼食とおやつ(七草粥)が見本に置かれています。テーブルの下部には、栄養士が、七草を展示してくれました。

子ども達は、今週は正月遊びをして過ごします。