去る6日の午後と7日の午前中、佐世保の吉田俊道氏の農場と隣接したセミナーハウス(古民家)でこのタイトルを追求すべくセミナーが実施されました。実際農業にたずさわっている方々のみならず、私のように保育園や幼稚園にたずさわる人、高校や大学の教師、病院の栄養士さん、市や県の職員の方など様々な方が参加しました。
生ごみを使った有機農業、窒素分を入れない炭素循環農法、草だけで何も入れないテラブレタ農法・・・・どれも化学肥料は一切使わず、畑に植えられた、ホウレンソウやカブ等の葉っぱをその場でシャキシャキ食べて、その甘くておいしいこと!いくらでもそのまま食べられてしまうんですから、それだけで感動でした。
生ごみ堆肥に使う、EMぼかしを実際作る実演もあったのですが、竹の粉やセラCを添加するなど、様々な細かい点も教えて頂きました。また草を大いに活用することや、酸性雨の後は灰を撒くといいとか(この民家は薪風呂なので、そこでできた灰もすべて大切に使っています)、どんな草が生えているかで、その土の浄化の状態が分かるなど・・・・驚きのことばかりでした。しかし、専門用語が時折出るので、理解できないところもありましたが、周りの皆さんとても親切に教えて下さるので、本当に有意義に過ごすことができました。
長崎と言えども佐世保の標高の高いところで、思ったよりもずっと寒く、7日の午前中は小雨が降ったり、時折晴れたり、そうかと思うと雹(ひょう)が降ってきたり、とても荒れた天気でした。荒れた天気は全国に及び、帰りの便が1時間も遅れましたが、その日の内に帰れてよかったです。
この研修は、あと2回(5月と8月)実施予定ですが、虫の付かない元気野菜が作れるように、学んでいきたいと思います。