これは作物ではありません。草マルチです。3月初めにこの園庭の畑に、生ごみを子ども達と投入しましたが、全部分解していたので、まもなく夏野菜を植える準備を昨日したところです。つまり、土が乾かないように草を乗せました。
生ごみ先生の吉田俊道さん曰く、土がバッテリーなら“草”は太陽光発電装置で、次のような利点があると言います。①太陽エネルギーを自分の葉や根に毎日貯蔵し続け、枯れたら土の生き物たちの餌になり、腐植になり、野菜に利用される。②微生物、小動物が多様化するので、病虫害を抑える。③自力で生きる草は、野菜よりも強力に土中のミネラルなどを溶かして吸収している。それが葉先から漏れ出て(リーチング)周囲の野菜に可吸態ミネラルを供給することになる。④自生した草は、その場所の土づくりに最適の材料。⑤草の根が微生物と一緒に地中深く入っていく⇒土が深くなる。・・・なのだそうです。まさに草は宝物です。