2014年 9月

料理は、“真心と慮り”

2014/09/22

NHK『きょうの料理』や日本テレビ『キューピー3分クッキング』をはじめ、数々のテレビ番組や雑誌で人気を博した
日本料理研究家の鈴木登紀子さん。
料理教室を50年以上にわたって続け、日本の伝統的な家庭料理を広く伝えています。
そんな鈴木さんは、今忘れ去られつつある料理の心は「美味しいお料理は真心と慮りから」と仰います。              鈴木さんの記事を以下に紹介します。

<〇鈴木  私は「食育」っていう言葉は嫌いよ。だって、いくら食で教育だって口で言ってても、実践してこそのものでしょう。食を通じて子供を育てることが廃れてきたから、そういう言葉が出てきたんでしょうね。
いまは家族で食事がバラバラだけど、昔は何があっても家族みんながちゃんと揃って食べていたの。
──そこで躾もなされていたと。
〇鈴木  そうね。お箸の持ち方やお行儀のことも全部そう。
いまは時代が変わってしまいましたが、週に何回でもいいから家族揃ってご飯を食べられるように頑張ってほしいわね。
だって、みんな揃っていただくって、幸せなことでしょう。
──お料理をつくる上で大切にされてきたことはありますか。
〇鈴木  いつも相手を慮る(おもんばかる)こと。

例えば夫は喘息持ちでしたから、調子が悪そうな時にはなるべく本人が食べやすいものを心掛けました。
それから若い時分はとても贅沢なんてできないから、できる範囲でいかに美味しく食べさせるかってことを
いつも考えていました。
子供たちには好き嫌いがあるから、もちろん工夫は必要よ。
──そうやって家族のことを思いやってこられたんですね。
〇鈴木  だっていまみたいに何でも外で出来合いのものを買って食べさせるだけじゃ寂しいでしょう。
いまは生徒さんを対象に、いかに美味しい状態でお出しするかということを常に考えているの。
だから生徒さんたちがお取り回しの時などに、手際が悪いとうるさく言います。
「あなたたちは私が死んだらきっと分かるわよ。あの時あんなこと言われたけど、そういうことだったのかって」
と、いつも言っております(笑)。
お料理はね、真心と慮りなの。
──真心と慮り。
〇鈴木  そう。
家庭においては、旦那さまや子供に美味しいご飯を食べさせてあげたいという、その心が何よりの御馳走なのですよ。
いまは日本中で食べ物が氾濫しているでしょう。
そして食べきれないものはどんどん捨てられている。もったいないことよね。
だって世界中には飢えている人がいっぱいいるのですから。
生きるためには食べることが大切。食べることは生きることでしょう。
その当たり前のことを、私たちは忘れてはいけませんね。>

秋の収穫

2014/09/22

すっかり秋の陽気になってきましたね。最近は少し肌寒さも感じられましたが、今日は温かくいい天気!気持ちの良い日で子だもたちも思いっきり外遊びを楽しんでいました。

園庭にあったペットボトルに植えた稲が先日収穫されました。先週の金曜日から朝のお手伝いでは収穫された稲からお米の粒をとる作業をしてもらっています。1粒1粒丁寧に取っていきます。野菜ちぎりや皮むき等が多いので、いつもと違うお手伝いにみんな真剣です。朝の短い時間ですがとても集中して行っていました。

1つのグループのお手伝いでとれる粒はこれくらいです。

今日のグループもとても集中して行えていたようです。地道な作業ですが、皆で頑張っていこうね!♪(*^_^*)

 

栄養士 高野明代

年長児の活動

2014/09/19

昨日のことです。“たくあん漬け”にするダイコンの種を撒きました。園庭の畑に蒔くのは初めてです。昨年は肥料袋に蒔いてみましたが、意外に細いものしかできませんでした。どんなダイコンになるか、楽しみです。不安があるというと不安な大根になってしまうので、楽しみだけにします。それから稲刈りならぬ、稲切りもしました。立派な穂をつけての収穫です。

郵便屋さんごっこ♪(*^_^*)

2014/09/19

段々と日中も涼しく感じられるようになってきました。

少し肌寒いかな?と感じつつも、子ども達はまだまだ寒さ知らずで、元気いっぱいに過ごしていました。

さて、今日は郵便屋さんごっこがありました。(^O^)

指先の時間に、大好きなお父さんとお母さんに手紙を書いたいちご組さん。

とても集中して書いています。何を書いているのかなぁ・・・。(^◇^)

そして・・・大宝郵便局の郵便屋さんに変身した年長さんと一緒に、いちご組さんも大切なお手紙を持って投函しに行きました。

上手にポストに投函できて、子ども達もニコニコで嬉しそうでした♪(^O^)

無事にお手紙が届きますように・・・。

色川:記

できるようになりました。

2014/09/18

今日のみかん組の指先の時間は、ひも通しをしました。

ひも通しとはなんだろうなーと、思っている方もいらっしゃっるかと思いますので、ここでちょっぴりご説明させていただきます。

穴の開いた積み木の中にどんどんひもを通していく、という簡単そうなものなのですが、まだ一歳のみかん組さんにはなかなか大変な作業なのです。

最初は、ひもをうまく通せずに落としてばかりだった積み木も、今では、たくさんかさねられるようになりました。

一つ通せたごとに、『見て~』と、みせてくれます。ひもが満杯になると、『終わった~』と教えてくれます。

みかん組さんの集中している様子をご覧ください。

直美:記