それは、ある秋の日の出来事。
すくすくガーデンで楽しく遊んでいたみかん組さんのもとに、「むし~」という声が聞こえてきました。
声のする方へ近づいていくと、そこにはなんと土と同系色になったカマキリの姿が。
(さて、カマキリはどこでしょうか?)
子ども達は「むし、むし」と大興奮。
思わず「虫さんは、カマキリっていうお名前なんだよ。」と伝えると、今度は、「かーまーきりっ」と独特のイントネーションで繰り返す子ども達。
カマキリは大人気で、後を追いかけていました。
暫くは、カマキリの観察に熱中していた子ども達ですが、やはり、砂場やすべり台の魅力には負けてしまうようで、だんだんとカマキリの周りから離れいったのでした。
カマキリも安心したように、静かに木の陰へと姿を消したのでした。
みかん組(1歳児)担当 程塚:記