ふるさとだより

菌に強くなる

2013/01/16

 初めてインドに行った某保育園長の面白いレポートがあったので、一部紹介します。 

 ≪ー(中略)ー日本人はお腹が弱いので、「生の食べ物には気を付けるように!」「水は決して飲まないように!」「サラダについている水滴に気を付けるように!」「氷の入った飲み物は飲まないように!」ということで、サラダがおいしそうでしたが、今回一度も生野菜を食べないようにしました。ただでさえ日本人は菌に弱いと言われているので、事前情報のほとんどは食に関することでした。しかし、事前にもらっていたQ&Aでは、「Q:よく下痢をすると聞きますが?」「A:おなかをこわす方の大半が“食べ過ぎ”による消化不良です。インド料理は思いのほか油を使っており、日本人には消化しきれないようです。腹八分目ではなく腹五分目くらいでちょうどよいかと思います。」・・・・ とはいえ、本当に日本人の清潔感はすごいですね。園児に、小さいころから英語を習わせているあるお母さんに何で習わせているのかを聞いてみると、「これからの時代は、世界の中で仕事をすることが多く、わが子にはグローバルな世界で活躍してもらいたいのですよ!」と答えたので、私は「これから経済をリードするのは、たぶん中国とかインドになる可能性があります。中国とかインドで活躍する子にしたければいまから菌に強い子にしておいた方がいいですよ!」と助言しました。今回のインドでは、今後インド経済が大きく発展するであろう予感と、それらの国々と一緒に仕事をするのであれば、菌だけでなく、清潔、騒音、あらゆることにたくましくないと、ただ英語だけが話せても意味ないことを実感しました。≫     ・・・インドの道路では、常に車のクラクションが鳴り響いているとか・・・。又食事は殆どがカレーで、不浄と言われる左手を使わずに、右手だけで食べるのだそうです。 確かに英語だけ学んでも、たくましく生きていく体力を持ち合わせていないと、世界で活躍できないというのは頷けます。ですから、除菌・殺菌にこだわらない方がいいですね。