おもちゃを買ってほしいと子どもにダダをこねられたとき・・・。いきなりダメ!というのではなく、「おもちゃを買って欲しいのね。おもちゃが欲しいよね。でも同じようなおもちゃがあるから、お母さんは買わなくても良いと思う。残念だけど買ってあげられないわ。」・・のように、先ずは子どもの気持ちを受け入れ(共感する)てから、大人の思いを伝えると、子どもは意外と納得するものです。
Aちゃんが遊んでいるものを、Bちゃんが欲しがって取り合いになった時・・・。Aちゃんに対しては「貸したくないよね。でも・・・・」Bちゃんには「使っていたいよね。でも・・・・。」と、先ずは子どもの心に寄り添って・・・。ね。
子どもの要求を通すのは甘えの助長になりますが、子どもの気持ちを聴いて受け入れることは、甘えの助長になりません。気持ちは受け入れるけれど、中身の内容は良く考えて、甘えの助長にならないようにしていきたいものです。お誕生日まで待たせるとかして、我慢をさせる経験も大事です。
・・転んですりむいた時も、「痛くない!痛くない!」なんて言うより、先ずは「痛かったねえ~。」と共感してあげて下さいね。