写真は、9月7日(火)午後にご講演をお願いしている、成田奈緒子先生の著書です。どれも読みやすいですが、最新の『脳の鍛え方育て方』は特に読みやすく書かれています。一節を紹介します。
「寝る前の読み聞かせを楽しい遊びにするには? 乳幼児期はまだ文字が読めませんから、読み聞かせが読書刺激の第一歩になります。・・・(中略)・・・良い脳の刺激のために、例えば『桃太郎』などの昔話を読むときに、親はわざと間違ってみたり、また、突然子どもがお話の中に入ってしまうなど、ストーリーをアレンジしてみるのもいいでしょう。
「川を流れてきたのは、大きなみかんでした。」「え~ちがうよ!」「あっ、ごめんスイカでした。」「違う、もも~」「あっ、そっか、そっか」などととぼけながら、子どもの注意、関心、言葉を引き出し、前頭葉をしっかり刺激する作戦です。 親もこのような遊び心を持ちながら、“脳育て”という観点で子どもに接すると、育児書にあたかも親の義務であるかのように書いてある「寝る前には読み聞かせをしましょう」も、楽しくなってきますよ。」