ふるさとだより

今週の感じたこと

2011/06/10

dscf68891昨日まで、異年齢クラスが交代で観桜苑に行ってきましたが、今日は、ばなな組(写真)とみかん組もバスで出かけてきました。ばなな組はなんとか隣接の遊具で遊ぶことができました(急斜面の滑り台も全員クリアー)が、みかん組さんは、お散歩だけで十分楽しめたとおもいます。デイサービスや老人ホームのおじいちゃん・おばあちゃん方にも毎回会うことができ、特に小さい子たちには、可愛いね、可愛いねの言葉のシャワーをいっぱい浴びせてもらいました。こうして可愛い!の声掛けはすごく大事なことです。可愛がられて、褒められて育つと、意欲にもつながるのです。みかん組さんは、行くときはバスに乗る時のステップを自分で登ることができなかった(乗り方がわからなかったか、やってもらわないとできないと思ったか)のですが、帰りはほとんど全員が自分で登れるようになっていました。誘導ロープにもしっかりつかまって歩くこともできるようになって、集団で育つ力の大きさに今更ながら感心しました。

遊具で思い思いに遊んでいる子ども達に、次のグループが待っていることもあり、「そろそろ帰りますよ~」と呼びかけますが、誰一人、もっと遊びたいから帰りたくない~などとぐずる子は一人もいないのには驚きでした。みんな我慢する力もついてきているなあ・・と嬉しくなりました。

それから、みかん組さんの中に、以上児で行けなかった子(年中児)がいたので、一緒に行ったのですが、1歳児の手を引いて歩いてくれてすごく助かりました。3~5の異年齢もしかりですが、以後、園外保育は1歳~5歳の異年齢で行くべき!とスタッフ全員の反省でした。

そうそう、今日のおやつはつけ麺でしたが、以上児の異年齢は、中央にざるを置いて、みんなで取り合って(奪い合いするわけではありません)頂きますが、年長が年少に取り分けてあげたりと、異年齢保育ならではのかかわりが見られ、本当にほほえましく思いました。やってもらう経験があると、自分が年長になった時にやって上げられるようになるんですね。

dscf68961 また、中学生も職場体験で来ていましたが、2人の卒園生は、ハイハイ運動や指先活動はもちろん、食育ランチの際の、赤・緑・黄の仲間など、とてもよく覚えていたそうです。午前午睡前のお話の『いやいやえん』も覚えていたと言っていました(タイトルではなく“赤い本”と言っていましたが・・・。)。こういうことを考えると、本当に一日一日手を抜くことなく(今も全力投球でやっているつもりですが)、ますます子ども達に失礼のないように接しなくては・・・と改めて思いました。ハイハイ運動にしても指先運動にしても、日々の積み重ねで丈夫な体作りにつながっているのですから・・・。いろいろな身体の動きが徐々にできるようになってきて、見ていて嬉しいです。まさに凡事徹底、継続こそ力です。

加えて、たま保育園さんより保育士さんが実習に来ておりますが、「職員間がとてもいい雰囲気です!」と言ってくれたことが嬉しかったです。職員間でいがみ合っていたら、悪い波動がでて、子ども達にも悪影響を及ぼしますからね。言葉は言霊です。悪い言葉を発していると、それが園舎いっぱいに広がってしまいます。・・・EM菌は善玉菌ですが、善玉菌が多い環境にしておくと、悪玉菌は必然的に減っていくといわれています。100匹目の猿現象(ある行動・考えなどが、ある一定の数値を超えると、これが接触のない同類の仲間にも伝播するという現象)ということもありますから、良いことはどんどん広がっていくことを願っています。 ・・・今日は曇りでも、湿度が高かったので、手作りの虫よけスプレー(アロマとEM)を使いました。

明後日の日曜日は、境内の相撲場で、「わんぱく相撲大会」が開催されます。参加者も多数のようなので、盛り上がることを願います。お天気が心配ですが・・・。