先週の土曜日に見た映画の杉並区にある中瀬幼稚園の公開保育に行ってきました。映画で見た通り、園庭はとても充実していて、8時半から9時過ぎに登園してすぐ外遊びで楽しんでいました。1時間とちょっと遊んで、各年齢別の部屋に入り、朝の会をした後、その日の設定保育がありました。3歳児はフィンガーペインティング(小麦粉にココアパウダーを混ぜておいしそうでした。実際に食べていた子もいました。)、4歳児は収穫したお米の一粒一粒のもみ殻を外し、その後庭に穴掘り遊びをしていました。年長児は、のこぎりで木の枝を切る遊びをした後、昨日掘ったさつま芋を並べて数を数えていました。 今日は朝から10名くらいのお母さん方がボランティアで、園庭の草取りや水はけの悪い個所を治す作業をしていて、のこぎり遣いや3歳児の後片付けを手伝ったりしていました。 こういうところは幼稚園ならではです。今日は公開保育ということで、午後話し合いが設定されていたので、子ども達は12時のお迎えでした。外で目いっぱい遊んでいたので、さぞお腹を空かせていたろうと思います。外遊びが中心で、中では朝の会と帰りの会だけでした。シャベルは人数分あるし、スコップやのこぎり、金づち、たかぼうき等、園庭で使う道具がとても充実していました。(室内の教材は少し乏しいように感じました。)庭には手作りのものが多く、大工さんのようなおじいちゃんがいらしたことが、とてもうらやましく思われました。
落ち葉を樹木の根元にたくさん貯めていましたが、放射能の問題があるのでどうなのでしょう?枯れ枝なども映画では燃やしていましたが、今年はしていないとのことです。やはり、放射能の問題は、保育の幅を縮小してしまうと残念に思っています。