午前午睡前のホール(年少児~年長児)で、論語の素読を最近始めました。去年は午睡がなくなった年長児にやってきたのですが、素読だけですから年少児からでもいいかなと思っています。まだ孔子が残した名言を二つしかしていませんが、さすがに子ども達は覚えが早いです。内容の意味はあまり話していません。大きくなってからでも十分だと思うからです。論語には子ども達に伝えたいことがたくさん詰まっています。素読したの二つを紹介します。
「巧言令色鮮し仁」(こうげんれいしょくすくなしじん)・・・・・上手に飾り過ぎた言葉の人や、うわべばっかりかっこうつけた表情の人には、本当の思いやりの心が欠けてい る、という意。
「徳は孤ならず、必ず隣有り」((とくはこならず かならずとなりあり)・・・・・徳を身につけた人は、独りぼっちにはならない。必ず理解して寄り添ってくれる人が現れる・・・という意。
論語は古典ではありますが、その内容は明るく、現在でも大切にしたい素晴らしいものです。親子で声を出して読んでみてはいかがでしょう・・・・。