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自分で配膳頑張っています!

2010/01/08

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「今日の給食はなにかなぁ~」そんな声が聞こえてきそうです。

今週から新しい年を迎え、ばなな組への進級を意識した活動を行っています。そのひとつが、給食の時間の取り組み①フォークだけで食べる。②自分たちで、おかずをランチョンマットへ運ぶ。  の2点。今までは、スプーンとフォークの2本で食事をしていたので、ちょっぴり食べこぼしが増えたものの、「じょうずでしょ」「ちっくんできた(させた)」と意欲的!それよりも喜んでくれているのが、自分たちでの配膳。同じおかずが乗っているとはいえ、「どれにしようかな~」と迷っている姿がかわいいものです。

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あれ?ご飯がふたつも乗っていますが…それもそのはず、ご飯が大好きなお友だちなのです(^^) あれれ??ご飯だけしか乗ってませんが…今日のおかずは見ただけではお気に召さず「いんないの」だそうです(・・;)←結局最後は完食しました!   こんなことも毎日のこと!御愛嬌!!  取り組んで1週間にもなると、近くのお友だちが「これ違う」「○○ないよ」と教えてくれたり、子どもたちの順応性にビックリ。もっと早くに取り組んであげていれば…と反省。1歳児でもできることってたくさんあるんだな~と、子どもたちの秘めた可能性に感動してしまいます。

他にも…移行を意識して、ハイハイうんどうの内容を増やしたり、座ったテーブル(グループ)を意識して呼名したり、ロープではなくてお友だちと手をつないで参拝に出掛けたり…ちょっぴりお兄さん・お姉さんの気分で張り切って取り組んでます。

年が明けると、どうしても3月の移行を考えずにはいられず、寂しさがあります…  でも!そんなことは言っていられませんよね。来月の生活発表会はもちろん、日々の生活一日一日大切に、楽しく過ごしていきたいと思います。  1歳児クラス担当亜紀子:記

土踏まずの大切さ

2010/01/08

『子どものからだと心白書』では、足のトラブルも取上げています。最近の子どもの足は、“幅がせまい”“甲が低い”“踵の広い長方形の足形”等と言われる様になったのに加え、“外反母趾”や“巻き爪”など大人の足のトラブルと思いきや、子どもの足にも起きているそうです。その上外反母趾の場合、親指が床と平行にならない“ねじれ”や指が床に付かない“浮き指”も指摘されているようです。・・これは、靴の選び方にも問題があるといいます。足のサイズは左右違っている場合が多いそうですが、靴は同じサイズでしか購入できません。そしてすぐ小さくなってしまうことを考えると大きめの靴を履かせがちです。これでは、足が固定されず変形を増大させてしまうとか・・・。足指がきちんと床に着かなければ、「からだを支える、踏ん張る、急に止まる、急に駆け出す、よじ登る」といったことができなくなってしまうのです。

当園では、昨日今年2回目の足形測定をしました。日頃より、裸足に草履着用、雑巾がけや、ハイハイ運動で足指をしっかり使っているので、浮き指や外反母趾は皆無でした。土踏まずは人間にかありません。良い直立の姿勢を保ったり、バランスをとったりするのには土踏まずは不可欠です。これがしっかり形成されていないと、転びやすかったり、良い姿勢を保てない為に肩こり・頭痛や腰痛などが起こってくるわけです。小さいうちからしっかり歩くことで(ぴったりサイズの靴か草履で。)形成されてきます。大体就学前くらいまでには左右の足形が完成してくるはずです。しかし、土踏まずは、一旦完成されても、また靴下に靴、そして歩かない生活をしていると、なくなってきてしまうそうです。快適な生活を送るためにも、足を使うことは一生意識していきたいですね。

昨日測定した際の子ども達の足は、冬でも裸足に草履なので、ぞうのように皮膚が硬くなったものもあってなんとも逞しい足をしています。指もしっかり開いている子が多いです。

子どもの背筋力

2010/01/07

今日は七草・・・。我が家では、朝食に七草粥をいただくことになっています。味付けはEM塩で、お餅もたっぷりと入れました。園ではおやつが七草粥でした!

 さて、『子どものからだと心白書』に背筋力を取上げた論文がありました。1964年~1997年度までの34年間は握力のみならず、背筋力の測定もされていたそうですが、子どもの背筋力指数は一貫して低下し続けてきたそうです。ついに“測定の際に腰痛を引き起こす子どもがいる”との理由から、背筋力はその測定項目から削除されてしまったのだそうです。測定しないと言うことは、意識しないので、さらに落ちている可能性があります。日体大名誉教授正木健雄氏は、「背筋力の低下が、直立姿勢をとって動き回ることを億劫がらせたり、長続きさせないことになり、ひいては労働意欲(勤勉意欲)や運動意欲を起こさせないことにつながるかもしれない。」と懸念しています。

日本人はかつては、正座の生活、布団の上げ下げ、和式のトイレ、雑巾がけ、バケツの水を運ぶ、歩く・・・などで足腰の力をつけていました。背筋力は“腰の力”ですから、車社会、西洋式の生活で、その力は極端に落ちてしまっています。が、将来を考えると仕方がないでは済まされません。送迎の際、園と駐車場の間を、歩けるお子さんを抱っこやおんぶをしていませんか?荷物を持ってあげてしまっていませんか? お子さんと散歩などで楽しむ時間をとっていますか?日頃の生活の中で意識して行きましょう。継続こそが力なのですから・・・。  背筋力をつける遊びとしては、タオル1本で引っ張りあう綱引きあそびや、お相撲など押し合う遊びがあります。就寝前にちょっといかがですか?

こま回しに挑戦♪

2010/01/07

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今日は、ばなな組(2歳児)のこま回しあそびを紹介します。

昨日の指先の時間に担任が準備した円盤に子ども達は、マーカーを使い自分の好きなように模様を描きました。何色もの色を使い円盤いっぱいに色を塗る子、一色の色で塗りたくる子と個性豊かな模様ができあがった後は、担任が楊枝をさし仕上げました。

そして完成した後は、こま回しに挑戦!・・・・・・・・。まずは、担任が回し方の見本を見せると「すごい」「きれい」と歓声が上がりました。

意欲いっぱいで子ども達も挑戦!・・・・・・・・。しかし、上手に回らず「やってー」の声。そんな中でも上手に回せる子もいました。

巷では、ベイブレードとやらが流行っているようですが自分で作った手づくりこまであそぶのもとてもいいものです。しばらく園であそんだ後は、お家に持ち帰りますので親子でたのしんで下さいね!!  角野:記

初祈祷

2010/01/06

dscf3925『からだと心白書』の第2弾をお伝えするはずでしたが、今日はこの八幡宮の拝殿から発信します。

午後1時半、全園児及び学童クラブの全員が全職員と共に八幡宮拝殿に昇殿し、お正月を無事に迎えられたことに感謝し、今年一年が健康で無事に過ごせますよう祈願をしていただきました。約30分間子ども達は正座で、しかも祝詞奏上の際には平伏して(その様子がとてもケナゲでした)、静かに過ごすことができました。保育園と学童の代表がひとりずつ玉串奉奠(ほうてん)をし、宮司(園長)のお話を聞いて終了しました。拝殿は霊験あらたかな場で気持ちがとても洗われました。年の初めにふさわしい体験でした。ご祈祷済みの“わらべ御守”を持ち帰ります。

凧揚げ

2010/01/06

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ただいま、お正月遊び真っ最中のめろん組のお友達。月曜日の指先では凧揚げの凧に絵を描き、火曜日はこま作り、今日は机ごとにすごろく作りを行ないました。

そして今日年長さんは、午前中の外遊びの時間に、凧揚げに挑戦。風も強からず弱からず、丁度良い凧揚げ日和。みんなで走り回り、とっても良い表情を見せてくれました。(写真では、凧が見づらくてすみません)

明日は全員で凧揚げを行なう予定です。

良い天気になりますように・・・。     記:鈴木

『子どものからだと心白書』

2010/01/05

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2009年版を大晦日に手にしました。子どものからだと心・連絡協議会というNPO法人が、毎年1回、子どもを取り巻くあらゆる領域の専門家が募って連絡協議会を開催し、その資料として発行されているものです。私も一度、正木健雄理事長にお声をかけて頂き出席したことがありました。この白書には、その名の通り子どものからだと心の興味深いことがたくさん書かれてあるので、今週はこの中から気づいたことを紹介したいと思います。

この中の特別講演録で小泉英明氏が次のようなことを述べています。

“「人間」は人と人との関わりや社会の中で生きていくものです。他者と共により良く生きる力があるのが人間です。他の人のことを考えることができてこそ、よりよく生きることができるのです。それが麻痺してしまったら社会は成り立たなくなってしまいます。・・子どもが社会に対して心を開くことができるか?というのは、人間が信頼できる存在であることに気づくことができるかにかかっています。これができなければ心を開くことはできません。最初は養育者です。最初に自分の前に現れた者が信頼できるものであることを確信することで、愛着と絆をより強くします。そして信頼から冒険へと繋がります。授乳の時、母子が見つめ合うこと(アイコンタクト)が気持ちを通じ合わせる重要なプロセスになるのです。・・・生きていく中で他人のためになることをして嬉しいと感じる時は、報酬を得て嬉しいと感じるときと同じだと考えられています。しかし今、他人のために何かをして嬉しいと感じることができるかどうか危うくなっています。・・・”

・・・と、こんな部分がありました。これは先ず家庭で、しっかりアイコンタクトができているか、愛着関係ができているか・・・。家庭には家庭での役割、園では集団生活でしか学べない役割等があります。それぞれが連携をとりながらしっかりその役割を担いたいと思います。しっかり見守り、子どもが安心して過ごせる環境を心がけていきたいです。

それから、情動や運動、思考の発達は全く別のものと考えられがちですが、実は全部絡み合って神経系が作られていくそうで、全部が関係しているそうです。その中でも人間にしかできない“這い這い(ハイハイ)”の重要性を氏は強調しています。・・・・からだと心の発達は、いろんな広いスタンスで見ていかなければならないのだと痛感しました。

お正月遊び楽しんでいます

2010/01/05

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正月遊びといえば、すごろく、たこあげ、コマ、福笑い、かるたなど、昔ながらの楽しい遊びがたくさんあります。大宝保育園でも今週は正月遊びをたくさん計画、実行中ですが、今日は手作りかるたを楽しみました。12月の終わりにみんなで作ったものですが、絵も読み札の文句も年長児を中心にみんなで考えました。たとえば、こんな感じで・・・「しゅうまい、ほっこり、おいしいな。」とか「こまは、くるくる、めがまわる。」など、何ともユニークです。今日は年長児が読んで、年少児、年中児が喜んで取っていました。4,5歳児はクリスマスにサンタさんにもらったかるたがご家庭にあると思いますので、ご家族で楽しんではいかがでしょうか?親子のふれ合いになると思います。ひとみ:記

天命を知る

2010/01/04

あけましておめでとうございます。子ども達は「早く保育園に来たかった!」といってくれる子もあり、元気で登園してくれました。・・といっても、親や兄姉の休みに伴い、2割程度は欠席でしたが・・・。

 まずは年頭に・・・。『論語』の中に、孔子が自分の一生を振り返って短く語った有名な一章があります。-私は15歳で学問に志した。30でやや自信が出て、ひとり立ちし、40歳でどうやら心の迷いがなくなり、50歳になると天の与えた使命が何であるかがわかり、60歳になると何を聞かされても耳に逆らわなくなり、70の年になると万事思い通りに行動しても、道からはずれることがないようになった。-(原文は、子曰く「吾十五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る。六十にして耳順い、七十にして心の欲するとことに従いて矩をこえず」と。)

さすがに生まれながらにして優れた資質を備えた孔子ですが、やはり「完成者」となるにはやはり絶えざる努力があったと思います。このように年毎に格段の進歩がみられるよう、持続して「向上する意思」が貫かれたことが凄いと思います。

私の年では「天命を知る」の域、つまり、「天の与えた使命が何であるかを自覚する」というこということです。孔子は己に課せられた責務の重大さを知り、前にもまして真剣に人生と取り組む様子が伺えるので、もっと真剣に天命を考えなければならない年齢です。

今年も、世界の平和を目指して、先ずはできることから一歩ずつ。子ども達の健康や環境を良くするためのEM菌を広めることは継続したいと思っています。そして保育の質の向上を目指し努力しなければと、あらためて思いました。

保育始め

2010/01/04

cimg6880あけましておめでとうございます。今年も、どうぞよろしくお願い致します。年末、年始の休みも明け、今日から保育園も通常保育になりました。お休みの間、エネルギーのいっぱいたまっていた子ども達は、初日からエンジン全開。寒さなんて何のその、元気いっぱい園庭遊びを楽しんでいます。