ふるさとだより

お誕生日

2016/07/15

午睡前に各クラスに手遊びや絵本の読み聞かせに回らせてもらっています。3~5歳児クラスでは、本日お誕生日のお子さんがいたので、みんなの前で“高い高い”をして“おめでとう”の言葉でお祝いしました。

ついでに・・・お誕生日というのは、もちろん本人の為にケーキやプレゼントでお祝いしてもらう1年に1回の特別の日でもありますが、みんなの命を生んでくれたお母さんに感謝する日でもあるのですよ。ということもお話ししました。

神様やご先祖様のおかげで生かされている。そして何事もさせていただく。そういうことに感謝する生活をずっと伝えてきたのが日本人なのです。戦後はアメリカの考え方が入り、人は自分で生き、人生は自分で生き抜く・・という考えになってしまっていますが、生かされていることに感謝するという素晴らしい伝統が日本にはあることを忘れないようにしたいとあらためて思いました。

 

日本人はやっぱりお米が一番!

2016/07/14

日本の神話には有名な“天岩戸の物語”(あめのいわと)というのがあります。

天照大御神の弟のスサノオの命(みこと)は暴れん坊で、いろいろな悪さをしていました。最初は姉の天照大御神も大目に見ていましたが、いたずらはひどくなるばかりです。ついには田んぼをこわし、大切なきものの布を織る機織り道具までも壊してしまったのです。これにはさすがの姉の大御神もお怒りになり、天の岩戸にお隠れになってしまいました。すると世の中は真っ暗になり、いろいろと悪いことが起き始めました。

そこで天の神様たちは、どうしたらいいかをみんなで話し合いました。始めにアメノコヤネノ命という神様が、岩戸から出てきて下さるよう祝詞(のりと)を奏上しました。その声と文章が素晴らしかったので、大御神は気になってちょっと岩戸を開けられました。次に、アメノウズメの命という神様が岩戸の前で舞を舞われると、それが面白くて、みんな大笑い。外の様子が気になった大御神がもう少し岩戸を開けました。そのとき、アメノタジカラオの命という力のある神様が岩戸を開けられたので、天照大御神が外に出てこられたというお話です。

このお話にあるように、日本人はお米を主食としてきましたので、田んぼをめちゃくちゃにされたこと、神様の着物を織る機織り機を壊されたことで、大変な怒りをかったのです。

神話ではたくさんの事を私たちに教えてくれています。お米は日本人に欠かせない大切な食べ物。困ったときは話し合いをもつこと。一人一人の考えを出して、尊重する。祝詞にあるように美しい日本語を話すこと。困った時こそ楽しんで実践する。などなど・・・。神話って奥深い・・。今日は異年齢の子ども達に、この神話をはなしてみました。

陰徳

2016/07/13

s_DSC01728 “だれでもトイレ”にはこんなかわいい花が、さりげなくいつも生けられています。

陰徳とは、人に知れないように施す恩徳であり、世間によく知られるようになる陽徳とは少し異なります。褒められないかもしれない陰徳こそが、本物の「徳を積む」ことになるといいます。電車に乗っていて、自分が座っている座席をご老人等に譲る、というのも陰徳です。「ありがとう」を言われないときもあるでしょう。でも言われなくても、いいことをしていたら、いつか自分の幸せになってかえってくるし、子孫にも必ず伝わることだと言われています。いんとく、いんとくです!

EMボカシ作り

2016/07/12

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恒例のボカシ作り。明日からお天気が崩れそうなので、急遽本日の午前中に。厨房から出る野菜くずや昼食の残食は、ボカシと土を混ぜてブルーシートで覆っておくと、今の時期は2週間で分解して栄養たっぷりのリサイクル発酵土になります。そのボカシが残り少なくなってきたので、指先の時間に年長児と共に作りました。写真は、米ぬか・もみ殻に、EM活性液等を加えてよく混ぜ合わせているところです。その後はミキサーで拡販して、樽に詰めて1~2か月熟成させます。今日は60キロ(写真の樽2つ)のボカシを作りました。又近いうちにもう一つの樽(30キロ)を作ります。

いろんな楽しみなこと

2016/07/11

s_DSC01719ソテツの花が3年ぶり?に咲きそうです。たぶん雄花だと思いますが、2つ同時というのは初めてです。今回で3回目だと思いますが、いつも雄花です。ソテツは実もあると聞きました。オレンジ色のヤシの実みたいでピンポン玉くらいの大きさだとか・・・。まだ実は見たことがありませんが、毒をもつ?ともいわれるので、保育園は花だけで十分です。どんな形になるか・・・楽しみです。

s_DSC01714  また今日は、こんなかわいい小玉スイカをたくさんいただきました。子ども達の目の前で切ってあげたい・・・と栄養士が言ってました。リンゴのように皮をむいて食べるという方法もあるとか・・・。いろんな楽しみ方ができそうです。