ふるさとだより

なぜ日本人の平均体温は下がってしまったのか・・・

2015/11/09

・・・昨日の続き。クリニック真健庵院長 吉村尚美医師の記事から・・・

《日本人の平均体温が下がった原因は3つで、1つは“生活環境の変化”。2つ目は“食習慣の変化”。3つ目は“運動量の低下”です。1つ目の生活習慣の変化では、昔は木造家屋で風通しが良かった。今はコンクリートで密閉された構造で、熱がこもりやすく、夏は常時冷房をしないと生活できません。夏は汗をかいて熱を逃がさないとならないのに、冷房の中にいると毛穴は閉じて血管も縮んでしまう。その上長時間のデスクワークで血流はさらに悪くなる。これでは当然体温は下がり、体温調節機能がおかしくなり自律神経にも異常をきたしてしまうのです。

2つ目の食習慣では、昔から日本人は味噌や醤油などの発酵したもの、玄米や雑穀、野菜、魚、海藻をよく食べていましたが、戦後は欧米化して肉やスパゲッテイなど消化に悪いものばかり食べるようになりました。また、レトルト、冷凍、インスタント等の手軽で安価な加工食品が多く出回るようになりました。これらの食べ物には防腐剤や人工甘味料などの添加物が多く含まれています。それを電子レンジでチンをすればビタミン・ミネラルなどの栄養素は壊れるんです。それから、体を冷やす食べ物を一年中食べていることも挙げられます。体を冷やす南国系の果物もスーパーには一年を通していつでも並んでいます。…以下略》

等々・・・。知らないことは恐ろしい事で、がんや生活習慣病が増える一方です。気づいた時から気を付けていきましょう。

 

低体温の怖さ

2015/11/06

平熱と健康との間に、密接な関係があるのはご存じでしょうか?
そしてこの半世紀、日本人の平均体温は下がり続けているといいます。
低体温がもたらす健康上の問題とは──。
 吉村尚美(クリニック真健庵院長)氏の記事があったので以下に紹介します。

《・・・そこで大事なことは「平熱三十七度」です。
人間が生命活動を維持するために重要な酵素は、三十七度で最も活性化するといわれています。
また、ほとんどの病原菌が三十七度の体温では死滅することも分かっているんです。
ところが、最近では平熱が三十六度を下回る低体温の人が非常に多くなりました。
これは数字を見れば一目瞭然で、1957年の統計で三六・八九度だった日本人の平均体温は、いま三六・二〇度。
半世紀で約〇・七度も下がっているんですね。
体温が一度下がると体の免疫力は三割低下するといわれていますから、〇・七度という数字は決して小さくはありません。
──病気と体温が密接な関係にあるというのは、初めて知りました。
がん細胞は低温を好む性質があって、特に活発に増えるのが三十五度前後、逆に四十二度以上の熱で死滅することが
明らかになってきています。
熱を利用して、がんを退治するのが温熱療法であり、当院で導入しているマイクロウェーブがん治療もその一つです。
また、体温が下がるっていうのは簡単に言えば、血液がドロドロの状態になる、血流が悪くなるということです。
心臓の血流が悪くなると心筋梗塞になるでしょう。それが頭の場合だと脳梗塞になる。
あるいは、肩こりだって血液が鬱血して起こりますから、
がんだけに限らず、すべての疾病に関係しているんです。以下略 》

なぜ日本人の平均体温が下がってしまったか・・・続きは後日に。

EM学びの来訪者

2015/11/05

s_DSC00553 群馬県前橋市の愛泉保育園さんは、当園が平成8年からハイハイ運動・午前昼寝を実践するにあたって、種々教えて頂いたところの保育園です。昨年夏の“河添理論を学ぶ会”の実践報告会で発表をさせていただいた際、EMのことを話してきました。愛泉保育園の元園長(現障碍者施設長?)さんはEMは存じていたようでしたが、実践には及んでいなかったようで、早速EMボカシ作りをしたりして、できる事から取り組んでいらっしゃいます。先日EM活性液を送ったところ、使い方を学びたいと、本日栄養士さん2名(姉妹園)が来園されました。早寝早起き・ハイハイ運動等は教えて頂いて、EMに関して今のことろは教える立場で、お互いが学び合う関係になっています。愛泉さんの元園長さんは、将来の子ども達の為に安心・安全なものを提供し、環境も整えたいと、障碍者施設や作業所、無農薬のお米の栽培までやっていらっしゃる意識の高い方です。当園でも、全スタッフに浸透しだしたので、さらに根が張れるようにしていきたいと思っています。(写真は栄養士さん達と会食。)

EM効果 ーその2ー

2015/11/04

DSC00550 今月から”百倍利器”で作った《EM活性液》の販売を始めています。以前から、お掃除はもちろんのこと、野菜洗い、加湿器、おしりふき、プール、虫よけスプレー、プランター及び園庭・砂場の散布等、何にでも使用してきましたが、百倍利器で作るものはより優れていると実感しています。EM発酵液(米のとぎ汁)や活性液を作る場合は温度管理が難しく、夏季はうまくいきますが、冬季は特に気を使ってきました。しかも1回にできる量は限られています。・・・今回を機に、当園スタッフも自宅で使い始めていますが、室内でペットを飼う場合、獣臭があったといいますが、これがなくなったとか、浄化槽の雑排水の臭いや、トイレの異臭がなくなってきた・・・と話しています。私も家中ほぼ毎日スプレーしています。トイレ、洗面所、浴室、寝室、台所、下駄箱、冷蔵庫の中・・・すべての個所に。EMは、乳酸菌・酵母・光合成細菌を主体とした善玉菌の集合体ですので、乳児や児童が、誤って口にしても安全です。 市販の消臭剤や除菌剤を使っている方は変えてみませんか?ペットボトルに日付を入れてありますので、日付から1か月で使い切って下さい。残ったら排水溝やトイレに流せばいいのです。部屋をスプレーする場合、スプレーヤーに入れた活性液の薄め液は1~2日で使い切るようにします。園にいつでもありますので、いつでもスタッフにお声かけください。それに伴い2ℓペットボトルの空容器がたくさん必要になりますので、お持ち頂けましたら幸いです。

水害時のEM効果

2015/11/02

※ジャーナリスト出口俊一氏のメルマガをシェアします。

EMで泥の校舎を洗浄、カビなどの悪臭が消えた!
常総市平町にある市立大生(おおの)小学校は、避難指示が出た9月10日午後から泥水があふれ出し浸水は床上2mを超えた。校舎1階は沈んでしまった。水が引いたのは4日後だった。が、水は引いた職員室や教室は泥に埋まった。泥は取り除かれたが、ひどい悪臭になす術がなく困り果てていた。まったくの手上げ状態だったのだ。
この窮状に動き出したのが、茨城県内で活動するEMのボランティアの方々だった。やはり悪臭に悩まされていた常総市や隣の水海道市の民家から協力を求められていた。その家屋の洗浄のため9月16日にはいち早く現地入りしていた。EMの噴霧でたちまち悪臭が沈静化していくのをご近所の多くの方々が見ていた。それが、町内会を通じて口コミで広がった。一般の民家からごみの仮置き場へと発展し、学校はもっとひどい状況になっている、どうにかならないか、という連絡をうけた。
学校へのEM散布となれば、少人数では対応しきれないため、EMの災害復興支援の経験が豊富な吉澤文五郎氏をリーダーに、地元のNPO法人「緑の会」(会長・恒川敏江さん、取手市)をはじめ県内の5地区から総勢12人が市立大生小に駆けつけた。10月5日のことだった。その様子は、地元の茨城新聞に報道された。
自家培養したEMのタンクを積んだトラック数台が校舎脇に横付けされた。教室や職員室、トイレ、それに体育館などにホースを長く引き込んでEM活性液を噴霧した。作業は夕刻まで続けられた、という。
悪臭の現場に立ち向かうボランティアの方々の平均年齢は70歳近い。が、動きは機敏で疲れを知らない。はつらつとして若く見える吉澤さんは、75歳だ。みんな自発的に参加している。もちろん無報酬だし、資材や活性液は自前で持ち込んだものだ。いやあ、その懸命な姿は、涙ぐましいほどだ。

◇「凄い効果ですね」と教頭、校舎のEM散布に密着取材
僕が同行したのは9日で、昼過ぎに吉澤さん、NPO緑の会理事長の恒川敏江さん、芳克さん夫妻、福留一徳さん、若林正子さんら5人が3台の車に分乗して学校にきた。4トントラックと軽トラックの荷台にはEMの活性液が入ったタンクが積まれていた。この学校の訪問は今回で3回目だという。手慣れたもので、さっそく校舎一階に入り、手分けして教室や宿直室、校舎の植え込み周辺などに散布した。
作業に立ち会った浅岡国夫教頭は、「凄い効果ですね、全然違います。EMのお蔭です」と言った。浅岡教頭によると、EMの散布で教室の悪臭が消えた、という。
 「凄い臭いだったのですよ。臭くて、臭くて、むちゃくちゃでした。教室には入れないくらいの臭いで、その悪臭というかカビ臭にはどうにもならなかったのです。とくに私はカビアレルギーなので、校舎に入っただけで咳き込んでしまって、マスクしたぐらいではどうにもなりませんでした」と振り返る。それが、カビ臭が消え、アレルギーがなくなった、と証言した。
その作業の途中で、ひょっこり作業現場に姿を見せたのが常総市教育委員会の山口大教育長だった。「いやあ、本当に皆さんのお蔭で、よくなりました。やっと落ちつきを取り戻した感じがします」とその労苦をねぎらった。
「教育長自ら、現場の一線に入るなんて気構えが違いますね」と話すと、「いやあ、気になるところが多すぎて学校の災害現場を回っているんです」と言った。責任感の強い人なのだなあ、と感心した。 そこで山口教育長は、「実は…」と申し訳なさそうにしながら、大生小のほかに小学校1校、中学2校、公立の幼稚園2園が浸水し悪臭が酷いのだという。「今後、学校だけでも引き続きEM散布の協力をしてもらえないだろうか」と吉澤さんにお願いした。さらに浸水で掃き出された家具や畳、衣類等のごみの一時集積場所となっている石下地区の地域交流センター東駐車場でのEM散布も要請した。吉澤さんらは、いや、とは言わない。「ハイ、わかりました」とにこやかに快諾した。