ふるさとだより

老いない脳をつくる3つの生活習慣

2015/07/22

脳の細胞は10年に5パーセントずつ死んでいくそうです。
残念ながら、これは自然の摂理でくいとめることはできません。
しかし、これを自然の摂理だからと諦めてしまっていいのでしょうか。
いつまでも若々しい脳を保つために必要なこととは何か──。
「老いない脳をつくる3つの生活習慣」石浦章一氏(東京大学大学院教授)
の記事があったので、一部紹介します。
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脳の老化や異常を防ぐために留意すべき生活習慣は三つあります。
一つは食事。二つ目は適度な運動。そして三つ目は知的生活を送ることです。
(略)
三番目の知的生活とは勉強をすることです。
勉強をすることで神経細胞同士の繋がりが強化され、電流が流れやすくなるのです。
何もしないで脳への刺激を怠っていると、神経細胞のネットワークは外れ、
どんどん死滅してしまいますが、いつも勉強していると繋がり合った神経細胞に電流が流れ続け、
脳が活性化されるのです。
勉強の基本は、日頃からたくさん本を読むことです。
ただし、本の嫌いな人が急に本を読めと言われてもなかなか実践できないでしょう。
神経細胞の連携ができる子供の頃から本をよく読むなど、勉強癖をしっかり身につけておくことが、いかに大事かということです。
読書などの知力を保つ習慣を持つ人にアルツハイマーになる人はあまりいません。
しかし、本を読むことばかりが勉強ではありません。
仕事を続けること、何らかの社会活動に携わること、趣味に熱中すること、
料理などの新しいことにチャレンジすること、さらにはそうした活動を通じて
人とコミュニケーションを図ることも広い意味での勉強であり、
いずれも脳の老化を防ぐ効果があります。ー(以下略)ー    

 

ある新聞のコラムより -2-

2015/07/21

とある病院に入院していた70代の女性の話だ。

ちょうど花見の時期だった。ある日、嫁に行ったお孫さんがひ孫を連れてお見舞いに来た。お孫さんの手には桜の枝が挿してある花瓶があった。自宅の庭に咲いていたのを少し切って持ってきたという。女性はベッドの上から花見をしながら、孫のやさしい気持ちをしみじみと感じた。

次の日、病室に入ってきた若い看護師が、こんな頼みごとをした。「その桜を貸して下さいませんか?」訳を聞くと「ほかの部屋の患者さんにも見せてあげたいと思いまして・・・」

女性は「そうだ、この病院には私の他にも桜を見られない人がたくさんいるんだ。それなのに自分だけ喜んで…恥ずかしい。」

しばらくして看護師が戻ってきて言った。「皆さん、喜んでくれましたよ」

同じフロアの病室を訪ねて、お一人お一人に花瓶の桜を見せて回ったそうだ。忙しさの合間を縫ってこんな心配りをしてくれる看護師がいたことに、女性は胸が熱くなった。

ある新聞のコラムより 

2015/07/17

32歳のその女性は実家に帰省する為、1歳の幼子を連れて新幹線に乗った。自由席の車両に乗り込んだが、車内は満席だった。リュックを背負い、スーツケースを持ち、さらに子どもを抱いていた。    女性はデッキに座り込んだ。そんな彼女に「こっちにいらっしゃい」と声をかけた女性がいた。案内されたのはグリーン車だった。「ここに座って」と言って切符を交換し、その人はデッキに立った。

実家に着いて女性は車内での出来事を母親に話した。

その3か月後のことである。今度はその女性の母親が上京する為、新幹線に乗った。自由席の車両に乗り込むと、席が一つしか空いていなかった。後からベビーカーを押す若い女性が乗り込んできた。彼女はためらうことなく、その若い女性を手招きして、一つしかない席に座らせた。「娘が受けたご恩を少しお返しできた」と思った。

どうやったらみんなに喜んでもらえるかを考える

2015/07/16

「日本人と人を思いやる心の関係」と題して、小林正観氏(心学研究家)と神渡良平氏(作家)の対談記事があったので一部紹介します。
【小林】道元が、二人の弟子のうちどちらに跡を継がせるかを決めた時の話があります。
 二人とも大変優れていたそうですが、一人は慈悲心が足りないので選ばなかったのだそうです。
日本という国は、この慈悲心、人を思いやる心だとか、
温かい心というものをたくさん含んだ魂を持っている人が集められているらしいんです。
そういう日本だからこそ間違いなく通用する方程式があります。
日本で商売をする時に、どうやって儲けるかということばかり考えてやると、
その問いが間違っているために答えが出ない。
だけど、どうしたら皆に喜んでもらえるか、と考えるとすべて答えが出てくる
人に喜ばれることをやっていると、仕事も人間関係も間違いなくうまくいくのが日本という国なんです。
もちろん、相手に喜ばれるようにやっていったらどの国でも通用するとは思いますが、
特に効果が高いのが日本らしいんです。
【神渡】おっしゃるとおりだと思います。
例えばイスラムの人たちは、謝るということを絶対しません。
インシャーラ、つまりこれは神の思し召しでそうなったのであって、
自分が悪いのではないと逃げてしまいます。
アングロサクソンも、「アイム・ソーリー」と謝ってしまったら訴訟に負けるから、
絶対に言いません。
そういう意味からしても、日本人ほど柔らかい心を持っている民族はいないという感じがします。

社明運動

2015/07/15

DSCN2915社明運動とは、“社会を明るくする運動”のことを言います。この運動は、すべての国民が犯罪と非行の防止と立ち直りについて考え、それぞれの立場で力を合わせて犯罪や非行のない地域社会を築こうという国民運動のことです。一昨日の朝7時~8時まで、市内の東部中学校で、あいさつ運動を兼ねて、社明運動のチラシ配りをしてきました。保護司と更生保護婦人会のメンバーが手分けして、市内の中学校で毎年行っています。一部寝不足気味の生徒もいましたが、殆どの生徒さん達が笑顔であいさつをしてくれました。清々しかったです!それにしても1年生と3年生ではわずか2年の差でも心身の成長が違うように感じましたが、保育園の子ども達の2年の差はもっと大きいんですよね!卒園生にもたくさん会えて,とても嬉しかったです!