ふるさとだより

腰骨を立てれば、心も真っ直ぐに正される

2014/09/08

今日は十五夜。お迎え時にはこんな飾り物をスタッフが作ってくれました。お月様は残念ながら見られないかもしれませんが、気分だけでも味わえます。明日はスーパームーンだとか・・・。せめて明日は見られることを願います。

・・・・・鎌倉にある名刹・臨済宗円覚寺で管長を務める横田南嶺老師が語った「仕事が効率よくはかどる秘訣」、
さらには「心身ともに健康になる秘訣」とは──。を紹介します。
「腰骨を立てれば、心も真っ直ぐに正される」つまりは《姿形を正してゆけば、必ずこころもまっすぐに正される。》
森信三先生は、
「もししっかりした人間になろうと思ったら、先ず二六時中腰骨をシャンと立てることです。
こころというものは見えないから、まず見える体の上で押さえてかからねばならぬのです」とお教え下さっています。
また、「腰骨を立てることはエネルギーの不尽の源泉を貯えることである。
この一事をわが子にしつけ得たら、親としてわが子への最大の贈り物といってよい」とも仰せです。
腰骨を立てる要領は
第一、先ず尻をウンと後ろに引き、
第二に腰骨の中心を前へウンと付き出し、
第三に軽くあごを引いて下腹にやや力をおさめるのです。

円覚寺の坐禅会に長く通って、今、学校で児童カウンセリングをやっている青年がいます。
彼は、いじめにあって不登校になった小学生のカウンセリングを担当していた。
坐禅をしている彼は、普段から無意識のうちに腰骨を立てて相手の話を聞いていた。
そういう風に接していたら、ある時にその子が
「先生はいつも姿勢がいい。先生を見ていると気持ちが良い。ぼくも先生のまねをしたい」
と言った。
そして、その子はカウンセリングの間、青年と同じように腰骨を立てて話をするようになった。
腰骨を立てるようになってしばらくすると自然と学校に行くようになり、そしていじめられなくなったそうです。
腰骨を立てるというただそれだけの事ですが、それによって、人の本来持っている素晴らしいこころが自然とはたらいてくる。こころをシャンとしようと思ったら、まず自ら腰骨を立て背筋を伸ばしましょう。
組織を正すのもまた、わが身を正すことから始まります。》 ということです。心がけたいことです。

今何をすべきか考える

2014/09/05

昨日のブログで、TV放映(ひるまえほっと)は13日(土)と書いてしまいましたが、変更がありました。9月19日(金)の午前11時05分~になります。(但し、災害など緊急ニュースが入った場合は、変更になる場合もあるそうです。)

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「僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。
「その球団は中日ドラゴンズか西武ライオンズです。ドラフト入団で契約金は一億円以上が目標です」
これは、イチローが小学6年生の時の作文の中で書いていた言葉です。この作文は今や有名ですが、有言実行であるばかりか、現在もたゆまぬ努力を継続しているそうです。片岡鶴太郎氏が次のように言っています。

≪そういえば、最近、テレビを見ていましたら、イチローのバッティングピッチャーだった奥村幸治さんが、
イチローがまだメジャーになる前の話をされていました。
僕が感心したのはイチロー選手のルーティンですね。
毎日毎日欠かさずに練習をやり続けている。
高校時代の合宿の時もそうですけれども、寝る前に必ず十分間、一人で素振りをするんです。
彼はそれによって縁起を担ぐんですね。
二軍時代、イチローが自分の部屋に戻るのは夜の八時、九時です。
十時くらいに一軍の選手が帰ってきてイチローの部屋をドンドンと叩くと、すでに寝ている。
それで朝の三時か四時には起きてトレーニングをしている。

ですからイチローは人のサイクルではなく、自分のサイクルで生活し、
その日やるべきことをしっかり反復しているわけです
自分の夢に向かって、そこに焦点を合わせていま何をすべきかを考え、実践しているんです
しかも小学六年生の時から今日まで一貫してそれを続けているのがイチローのすごさですね。≫

今日の出来事

2014/09/04

NHK総合の「ひるまえほっと」という番組があるそうです。本日、その取材陣が八幡宮に来社して、関東鉄道常総線にまつわる話を、宮司やおだんご屋さん(なべやさん)にインタビューをしていました。そこへ、当園の子ども達が参拝のため通りがかり、その姿のあまりの可愛いさに、取材陣の目がキラリ!それから、常総線を撮影するため、子ども達も大宝駅まで歩いて行くことになりました。…というわけで、もしかして、子ども達が常総線と共に、TVに出るかもしれません。いえ、出ると思います。 放映日は、9月13日(土)午前11時05分~11時54分の間で 関東地域のみです。(今回、大宝駅で撮影の様子を写真で紹介できず、すみません。)

『えむえむ関東』みぢかなEM情報誌

2014/09/03

NPO法人関東EM普及協会発行の、『えむえむ関東』みぢかな情報誌116号(9月号)に当園の取り組みが掲載され、本日郵送されてきましたので、紹介します。

子ども達が雑巾がけをしているところや、野菜くずをちぎって畑の土づくりをしているところ(表紙にも使われています。)、ボカシづくりをしているところなど、写真が満載です。尚、生ごみとボカシと土を混ぜてブルーシートをかけておくだけのリサイクル土すなわち「生ごみマジック」は、市役所所の担当課にも紹介して、クリーンポートに出される生ごみが少しでも減るようになればいいと思っています。

EMに関しては、来る10月18日(土)12時半より、千代川公民館に於いて、EM開発者の比嘉照夫先生と、予防医学で活躍中の田中佳(よしみ)医師の特別講演会があります。無料ですが整理券が必要です。保育園スタッフ迄お申出下さい。

“成功と失敗の法則”

2014/09/02

稲盛和夫氏(京セラ名誉会長/日本航空名誉会長)が語った「成功と失敗の法則」の記事を紹介します。

《輝くような大成功を収め、「あんなに幸せな人はいない」と人々の羨望を集めていた人が、いつのまにか没落を遂げていく──近年、そのようなことに接することが数多くあります。

私は、そのたびに心を痛めると同時に、「なぜ、いったん成功を手にしながら、それが持続しないのか」
ということを考えることがよくあります。
人は往々にして、たくさんの人々の支援を得て成功を収めたにもかかわらず、
その原因を自分に能力があるからだと考え、次第にその成果もすべて独り占めしたいと思うようになります。
このように、自分でも気づかないうちに、少しずつ傲慢になっていくことで、次第に周囲の協力が得られなくなります。
また、人は成功を収めても満足することなく、「もっと有名になりたい」「もっとお金持ちになりたい」と、
欲望を際限なくふくらませてしまいがちです。
そのようにして、生きていく上で最も大切な「足るを知る」ということや謙虚さを忘れてしまうことから、
その成功が長続きしないのです。

私は、この宇宙には、すべての生きとし生けるものを、善き方向に活かそうとする「宇宙の意志」が流れていると考えています。その善き方向に心を向けて、ただひたむきに努力を重ねていけば、
必ず素晴らしい未来へと導かれていくようになっていると思うのです。
一方、足ることを忘れ、謙虚さを失い、ただ「自分だけよければいい」というような利己的な思いを抱き、
自分勝手に行動するなら、宇宙の意志に逆行し、一度成功したとしても、それが長続きしないのです。
そうであるなら、私たちは心の中に頭をもたげる利己的な思いをできる限り抑えるように努め、
他に善かれと願う「利他」の思いが少しでも多く湧き出るようにしていかなければなりません。
例えば、他人の幸せを妬ましく思う心を抑え、一緒に喜んであげる、
また他人の悲しみを自分のことのように嘆き、励ましてあげる、さらには他人への怒りを抑え、
優しい思いやりの心で接する、というように、「心を整える」ことに努めるのです。

ジェームズ・アレンは、その著書の中で、「心を整える」ということを、次のように表現しています。
「人間の心は庭のようなものです。それは知的に耕されることもあれば、野放しにされることもありますが、そこからは、どちらの場合にも必ず何かが生えてきます。
もしあなたが自分の庭に、美しい草花の種を蒔かなかったなら、そこにはやがて雑草の種が無数に舞い落ち、
雑草のみが生い茂ることになります。
すぐれた園芸家は、庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花の種を蒔き、それを育みつづけます」
「私たちも、もしすばらしい人生を生きたいのなら、自分の心の庭を掘り起こし、そこから不純な誤った思いを一掃し、
そのあとに清らかな正しい思いを植えつけ、それを育みつづけなくてはなりません」
素晴らしい人生を送りたいと思うなら、あたかも庭を耕すように、心の中にもたげる、「悪しき思い」という雑草を取り除き、
「善き思い」という種を蒔き、それを大切に育み続けることが大切だと、アレンは述べています。

「知的に耕す」とは、理性をもって自分自身に、「そうあれ」と繰り返し言い聞かせることです。
このようにして心を整えていくことで、ともすれば私たちの心の中にもたげる、欲にまみれた心、憎しみにまみれた心、怒りに満ちた心を取り除き、慈悲の心、愛の心といった美しい「花」を咲かせることができるのです。
この「心を整える」ということは、一見仕事や人生とは関係がないことであるかのように思いがちです。
決して、そうではありません。
仕事の成果も、人生の業績もすべて、その人の心のまま現れてくるものです。
ならば、素晴らしい人生を送るための生き方も、立派な業績をあげるための方法も、決して複雑なわけではありません。
成功を収めても、謙虚さを忘れず、足ることを知り、すべてのことに感謝し続けること、
一方、不運に出遭っても、それを素直に受け入れ、前向きな生き方を続けること、
そのようにして素晴らしい人格を身につけるよう、常に心を整え、心を高める努力を倦まず弛まず
重ねていきさえすればいいのです。》