ふるさとだより

すくすくガーデン~アフタースクール編~

2014/07/10

夕方4時からお迎え開始になりますが、5時半~6時頃までは、このすくすくガーデンで遊んでいくことが定着してきました。今までは、従来の広い園庭で遊んでいきましたが、遅番の子達が過ごす保育室の目の前なので、遅番の子ども達が外に出たがり気の毒でしたが、すくすくガーデンに移ってくれたために、その点はよかったと思います。

実際に試みてきて、未満児~小学生までの異年齢交流ができてとてもいいと思います。しかし、問題点も出てきたので、ルールを作ってみました。ルールを守ることで、よりみんなが楽しく過ごせるようになると思います。保護者の皆様!あくまでも、お子さんをお返ししてからのことですので、保護者の皆様にご協力を頂かなければなりません。子ども達のこと、庭の環境のこと、この試みが継続できますよう、どうぞ宜しくお願い致します。・・・又、喧嘩をすることは子ども達にとって大事な機会です。こういうことはある程度“見守り”が必要です。が、フェンスから駐車場に出てしまった等の場合は見守っていては手遅れになることもありますので・・・。

≪すくすくガーデンでのお約束≫①フェンスを乗り越えない。②庭から出る際に扉は必ず閉める。大人が責任をもって施錠して下さい。③花壇エリアのジャリは移動させない。④子どもだけでは絶対に庭の外に出さない。特に駐車場には行かないように。⑤砂場は使わない。⑥草木を大切に。⑦おしゃべり中でも、目線は子ども達に。

注意する際には自分の子ども(孫)のみならず、よその子も同様に。子どもはみんな大切な社会の子どもです。

尚、来週にはいちご組の前に、給食配達の業者用のフェンスがつきます(子ども達とバッティングしないように)。その後は、お迎え後、すくすくガーデンに行く際は、“赤門”から通り抜けしないで、事務室前を通り、ひよこ組の前(すくすくガーデンの北側)の扉から出入りして下さい。保護者用のベンチには灰色の門から出入りして頂ければ幸いです。そうすれば、駐車場を横切らなくてすみます。 どうぞ宜しくお願い致します。明日は園内神輿です。台風はどうでしょうか・・・。

不可能を可能に

2014/07/09

「人間は不可能を可能にできる」塩見志満子(のらねこ学かん代表) 氏の感動記事を紹介します。

≪──塩見さんはもともと学校の先生でいらしたのですね。
はい。だけど、私は本当は「おまえは先生にはなれん」と言われていた人間なんです。
生まれたのは愛媛の農家で、よく生きておられたなと思うほどの貧乏でした。
6人きょうだいの4番目で「この貧乏な百姓だけは嫌だ。 何としても働いて大学に行きたい」
とずっと思っていました。
それで高校を卒業する時、担任の先生に「先生のような国語の教師になりたいです」
と言うたら、即座に「なれん。おまえのところは貧乏だから大学には行けん」と。
昭和30年の話です。
その先生は続けて、「それでもどうしても教師になりたかったら短大へ行け。
 いま女性の体育教師が不足しとるから、その資格が取れるかもしれん。
 そして愛媛に戻ってきて、わしと一緒に教員をやろうや」と言ってくださいました。
でもね、私は学校の授業で一番苦手なのが体育だったんです。
「先生、こらえて」と言いましたら
「そんな贅沢を言いよったら、教員になれんぞ。百姓して貧乏に耐えるのか」
と言われて、東京の日本女子体育短期大学(現在の日本女子体育大学)を受験しました。
幸いに合格できましたけど。
──学費はどうされたのですか。
私の思いを知った船員の兄が、入学金を用立ててくれたんです。
授業料は近くの映画撮影所でエキストラのアルバイトをしたり、寮の掃除や炊事の手伝いをして納めたのですが、
とても払いきれずに、後に東京で体育の教師をした1年半でようやく完納しました。
──苦手だった体育は克服されたのですか。
短大に入った1年目は「荷物をまとめて帰りなさい。 あなたはここにおっても卒業できん」
と何回も言われました。
だけど、不可能は可能になるものなんですよ。
「負けてなるか」と思って毎朝4時に起きて6時までの2時間、
誰もいない体育館でバレーボールやバスケットボール、跳び箱などの練習をしました。
そうしたら6か月後には皆から褒められる学生になったんです(笑)。
その時、心の支えになっていたのは、短大進学を勧めてくださった高校の担任の先生の言葉です。
先生はおっしゃいました。
「わしは30年間教員をしてきたけれども、
 得意な教科の教員になると、苦手な生徒の心が見えん。
 苦手な教科の教員になると、苦手な者の気持ちが分かる。
 そうするとクラスの生徒は、皆おまえの授業が好きになるじゃろう。 騙されたと思ってそうしてみい」と。
──それで、卒業後は東京で体育の教師に。
短大2年で中学校の教育実習に行った時、その校長先生が
「どうか東京におって、ここの教員になってくれ」とおっしゃいましてね。
僅か2週間教育実習をしただけで「先生、私は何も実技ができません」と言ったんですけど
「おまえはここに必要とされている人間だ」と。
──よほど気に入られたのでしょうね。
いまでは考えられませんが、学校がある世田谷の田園調布はものすごく貧富の差が激しいところでした。
毎朝、車で送迎される子と、橋の下に住んでいるような子の両方が同じ中学校に通っていたんです。
私は貧しい子供たちのために、毎日おにぎりを握っていっては
「食べなさい。 私も同じように貧乏だったよ」と手渡していた。
それをどこかで校長先生がご覧になったのかもしれませんね。ー以下略ー≫

プール安全祈願

2014/07/04

一昨日設置されたプールをみて、今か今かとプール遊びを心待ちしている子ども達です。今日は“先勝”だから午前中の方が縁起がいいのです。午前午睡後、正午10分前ぎりぎりセーフで、園長に、安全祈願をしてもらいました。子ども達のこの神妙な姿・・・。微笑ましい限りです。

気温の高い日に曜日を決めて行います。いつからできるでしょうか・・・。この夏も“やはたのもり”に子ども達の明るい声が響き渡りそうです。

EMボカシを作りました

2014/07/03

今日の午後は“EMぼかし”作りをしました。園庭のEM畑の土づくりや、毎日出る生ごみをリサイクルするため欠かせない必需品だからです。今年もかすみがうら市から、EMネット茨城代表の飯塚敏夫さんが攪拌機など一式を軽トラックに積んでいらして下さいました。①バケツ1杯のもみ殻に、水3.8ℓにEM1号と糖蜜を混ぜたものを入れ、手でよく混ぜる。②①に10キロの糠(ヌカ)を加え、手でよく混ぜ合わせる。③②を攪拌機に移し、さらに糠を20キロとEMセラミック100gを加えて攪拌機でかき混ぜる(約30分)。これを3回繰り返して、90キロのボカシを作りました。これは2か月以上熟成させて使います。よく発酵するので、何年経っても使えます。飯塚さん、ありがとうございました。曇り天気でしかも凌ぎやすくてよかったです。飯塚さんは晴れ男だそうですよ。明日は大雨の予報です。

朝型のススメ

2014/07/02

去る6月6日(金)に毎年恒例の成田奈緒子先生の講演会が当園でありました。成田先生は早寝早起きを自ら実践されている方です。毎朝3時起きだそうです。夜型の場合、睡眠障害や躁うつ病、ケガが多いというデータに加え、アルコール・タバコ・ドラッグに依存する人が多く、成績が悪いや居眠りが多いなども多いそうです。

私は寝つきが良く(就寝前に腹筋を100回していますが、途中で寝てしまうことがあるほど。)ショートスリーパーに近いほうで、今まで12時に寝て5時に起きるという生活をかなり長く続けてきました。しかし、最近、講演会等で眠くなってしまうことがよくあり、早朝ジョギングを減らさないと疲れが残るようになっていました。成田先生の講演を聞いてから、「3時というのは朝と言えるのかなあ?」と思っていましたが、何日かたってから、10時に寝て、3時に起きる生活をしてみると、同じ5時間の睡眠でも質がまったく違うことを実感しています。

実は、仕事が残ったときは、夕食後、夜9時~11時まで仕事をするということをしていたのですが、お給料計算を2か月連続で間違えてしまったのです。又、ここの所、外部から依頼される仕事があって、いっそのこと3時に起きれば2時間は仕事ができて、ジョギングもできると思い、続けています。夜は10時に寝るために、家事を素早くこなし、さっさと入浴も済ませるので、時間のロスが少ないです。朝の仕事は能率が上がるし、仕事後ジョギングをするので、身体がシャキッと切り替わって調子が良く、一石二鳥です!

子どもは8時に寝るのが理想ですが、大人は10時がいいと、何かで読んだことがあります。10時~2時を睡眠時に充てると質がいいようです。ある教師をしている私の同級生は、毎朝4時に起きて、植木の水遣り、散歩、ラジオ体操をしていると言っていました。皆さんも朝型に切り替えませんか?