2009年 11月

インフルエンザ

2009/11/30

今日は、お休みの連絡を受ける中で、みかん組で2名の発症者がでてしまったので、クラス閉鎖になってしまうかな・・・と、午後からはこの対応に追われました。園全体で2名以上発症した場合は、下妻市福祉事務所及び、茨城県子ども家庭課と常総保健所に報告する義務があります。今日はみかん組(1歳児)2名、もも組(異年齢クラス)1名、めろん組(異年齢クラス)1名の計4名の発症の連絡があったので、報告しました。学童クラブについても、大宝小学校が、4・5年生の学級閉鎖に続き、2年生の学級閉鎖の連絡を受け、本日5名の罹患者がいることが連絡からわかりました。   

 1クラスで発症者が1割になると、クラス閉鎖にしなければならないという下妻市の規則により、みかん組と学童クラブのクラス閉鎖及びクラブ閉鎖を一時は決定しました。・・・ところが、常総保健所の女性の担当の方から、“発症する前日に菌をたくさんばら撒くが、みかん組の2名のお子さんは、土曜日から休んでいるので、クラス閉鎖の対象にはなりません”・・・という連絡を頂いたのです。すぐさま、配信メールでクラス閉鎖解除のお知らせを配信することができました。それにしてもなんと親切な方でしょう!お役所の方にしては珍しい!?(お役所勤めの方、すみません。) 保健所の方に、私は最初の電話で、“たった2名出た為に、その他全員に休んでもらうのは不本意です”と言いました。いろいろお話しする中で、「大宝さんはとても少ないですよ。何か対策をとられているのですか?」と聞かれたので、「裸足の生活にハイハイ運動、それとEM菌です。」と答えました。「それって保健所の指導にあい反していますよね?」と言われたので、免疫力を高める等、簡単に説明をしました。保健所の方なのに、反論はせず、返ってその後も何度もお電話を下さり、嘱託医に時々状況を知らせておいた方がトラブルに繋がらないとか、市役所にクラス閉鎖やクラブ閉鎖解除の連絡も入れてくださいなど、事細かにアドバイスくださったのです。本当にありがたかったです。名前は確かケンモツさんでした・・・。

それにしても、市町村によっては、クラス閉鎖の措置はとらずに、うつってもいいから預かって欲しいという一筆書いてもらえば、休まなくても済むようにしているところもある等、対応がサマザマであることも分かりました。いろいろと情報を得て、その時その時で最善の対応ができればいいかと思っています。それにしてもインフルエンザ発症があったお陰でいろいろ学べた日でした(発症者の方には申し訳ありませんが・・)。罹患者のみなさん、どうぞお大事に。一日も早いご回復をお祈りしています。

明日から、師走。さあ、1年の締めを頑張っていきましょう!インフルエンザになんかに負けないで。

年長さんのゴールデンタイム

2009/11/30

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午前寝がなくなってから、年長児だけのゴールデンタイムは10時半からの約一時間。前半はめろん組に集合し、パズル、オセロ、かるたなどのゲームをしながら、文字や数への関心を高めています。後半は園庭を独占して、縄跳び、竹馬、サッカーなどで思い切り体を動かして遊んでいます。竹馬は日毎にできる子が子が増えてきて、驚いています。時々、トラブルも発生しますが、子ども達同士で解決したり、時にはサークルタイムをとって、全員で話し合うこともあります。(サークルタイムとは丸くなってはなしあうこと)このゴールデンタイムを通して、年長同士の関わりを深め、一層成長して欲しいと願います。ひとみ;記

お店屋さんごっこ、準備中で~す

2009/11/27

cimg6670保育園では、毎年「お店屋さんごっこ」というお楽しみ活動があります。主に3~5歳の異年齢クラスで、お店に並べるものを作ります。お店に並ぶものは、さまざま。ケーキやアイスクリーム、飴などの美味しそうなお菓子あり、思わず身に付けたくなるようなアクセサリー、けん玉やブーメランなどのおもちゃありと、子ども達が「どんなものだと買いに来てくれるかなあ~」と考えながら、一生懸命に作った作品がお店に並べられます。                       そして、当日は子ども達が、これまた自分達で作ったお金を持って買いに行きます。  お店屋さんは年長さんです。子ども達は大人になったような気分で、お財布を持ち「これにしようかしら」と、お店を見て回ります。                               さて、今年はどんな品物が並ぶことやら。子ども達が買って帰ったお土産をお楽しみに!12月11日(金)の予定です。    草間千枝:記

手話ソング

2009/11/27

hpnx0004下妻市社会福祉協議会(倉持さんという元保護者)に依頼して、子どもたちが発表会に合唱する歌に手話をつけてもらうために来園して頂きました。来園してくださったのは、聴覚障害の(写真)方と、ボランティアの2名のお姉さん方でした。もも・ぶどう・めろんの年少児以上の子どもたちは、歌いながら、熱心に身振り手振りの手話に挑戦していました。少しずつ練習して本番で披露したいと思います。楽しみにしていてください。写真の方は聴覚に障害があるにもかかわらず、とても穏やかなお人柄で、子ども達の心を見事につかんでいました。子供達にもこの方の事を説明し、耳が聞こえない人、目が見えない人、お話ができない人、歩けない人、などいろんな人がいて、どの人も大切な人たちだということも話しました。ちなみに写真は「ありがとう」を表す手話です。

コミュニケーション能力

2009/11/26

cimg6702昨夜、NHKのクローズアップ現代で、“言語力を鍛えろ”という番組をやっていました。人と話す機会が極端に減り、携帯電話の普及はより拍車をかけているようです。メールで済んでしまいますからね。園では、数年前からコミュニケーション能力をはかるための様々な取り組みを実践しています。写真は先月の年長児の食育(年長児)の様子です。盛り付けをしたサンプル皿を脇に置いておき、配膳する人が、「同じですか?少なくしますか?」と聞きます。配膳してもらう人は「同じでいいです。」或いは「少なくして下さい。」と答えられるようにしています。写真はたまたま年長児の様子ですが、この配膳の仕方は、2歳児クラスから実施しています。2歳児クラスでは「いっぱいですか?少しですか?」とスタッフが聞くと「少し」「いっぱい」と自分で食べられる量を考えて答えられるようになっています。4月の段階ではまだまだできませんでしたが、現在では全員が答えられるようになっています。もちろん以上児のクラスはどこも同様に行なっています。

また、以上児で、トラブルが発生した時には、極力その場で“サークルタイム”をとって話し合いをするようにしています。自分の意見を言い、人の意見も聞くということができるように・・・。

又、毎週木曜日の指先の時間には、小集団活動を1コーナーだけ設けています。ここでは大きな集団では自分の意見が言えなかったり、むやみに喋ってしまう子等のために、手を上げて指されたら答える、というような練習も実践しています。

小さいうちからの積み重ねが大事だと思います。