これは、今朝の“りんご体操”開始前の写真です。名前を呼ばれたら、手をまっすぐに上げて「はい」という返事をするようにしています。胸を張ってよい姿勢も心がけ、運動の終了時にも同様にしています。
・・・毎年学校探検の際、授業風景を見せてもらいますが、姿勢の悪さが気になっています。悪い姿勢は集中力不足の原因とも言われています。私が子どもの頃は「目が悪くなるよ」といわれていましたが、今はもっと問題が深刻です。姿勢が悪いまま成長すると、高校生や大学生でも肩こりや腰痛に悩むようになってしまうそうです。集中力の低下のみならず、頭痛、肩こり、腰痛までも引き起こすのです。
「気をつけ」といっても、まっすぐにできなかったり、正しい姿勢とはどうしていいかわからない人たちも多いようです。・・・ですから、子ども達には背中をまっすぐにしていい姿勢をすると、頭もよくなるよ、と言っています。せめて運動の最初と最後だけでも意識付けができればいいと思います。正座は良い姿勢を保持しやすいです。
姿勢が悪いというのは見た目の問題だけではありません。だらしない姿勢と良い姿勢では、認識能力に影響が出ることが指摘されていて、さらに、外遊びが減ったことによる筋力の低下、ゲーム等で長時間下を向いたり、寝転んでTVを見る・・などに原因があると指摘されています。良い姿勢を保つ為には、抗重力筋、つまり自分の体重を支える筋肉をしっかりついていなければできません。やはり、ハイハイ運動などで毎日しっかり身体を動かすことの積み重ねが大事ですね。