年2回発行される『くさぶえ37集』が夕べ配本になりました。これは、幼児のつぶやきを保護(育)者が脚色しないでそのまま書き留めたものを収集したものです。幼児の口頭詩の他、小・中学生の詩も掲載されています。今回の37集には、当園では、園児達の口頭詩のみならず、トウモロコシの種まきを体験した際のお父さん(山崎さん)の感想文、口頭詩を採集してのお母さん(菊池さん)の感想文も載っています。
わらべうた遊びランドは、下妻市出身の作詞家・門井八郎氏(赤いグラス・チャンチキおけさ等多数)が、子ども達の豊かな情操を育んでいこうなどを提唱して平成2年に発足し、以来、編集部門では『くさぶえ』発行を、遊び部門では、“春を見つけよう”“トウモロコシの種まきから収穫まで”“芋煮会”等、小貝川べりや畑などでシンプルな活動を繰り広げ、さらに隔年毎にわらべうたあそびランド大会を継続して行なってきています。(私も微力ながら発足当時より委員として係らせていただいています。)一昨年11月には、これらの活動が評価され、下妻市主催の国民文化祭・口頭詩フェステバルでは、当園の子ども達も文化会館の舞台で発表をしたところです。
これからもこうした活動は続いていくと思いますので、子どもの何気ないつぶやきを心に留めて書き留め、是非投稿してみてください。原稿用紙は年2回配布しています。この時だけでも関心を持っていただき、子どもの感性や成長に触れるいいチャンスです、慌しい毎日の中にもゆとりが生まれてくると思います。一緒に楽しみましょう! 山内